小島慶子(こじま・けいこ)/タレント、エッセイスト。1972年生まれ。家族のいるオーストラリアと日本との往復の日々。近著に小説『ホライズン』(文藝春秋)。最新刊は『るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記』(講談社)この記事の写真をすべて見る 有働由美子さんはジャーナリストへ転身するという (c)朝日新聞社 タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。 【独立で話題の有働由美子さん】 * * * 毎度しつこくてすみません。「女子アナ」なんて仕事がこの世からなくなればいいと思っている小島です。 最近、中野円佳さんの『上司の「いじり」が許せない』という本を読んで、いじりと称される職場での様々なハラスメントの実態に胸が