化粧品製造販売「ヴァーナル」(福岡市博多区)の通販サイトがサイバー攻撃を受け、顧客1493人分の氏名やクレジットカード番号など個人情報が外部に流出していたことが27日、福岡県警などへの取材で分かった。カード情報の不正使用も確認され、同社は博多署に被害を届け出た。 ヴァーナルによると、流出したのは顧客氏名とカード番号のほか、カードの有効期限、商品送付先の住所。被害規模は把握できていないという。 同社は昨年11月9日、クレジットカード会社から「顧客のカード情報が不正使用された可能性がある」と通報を受け、調査を開始。10月14日から11月10日にかけ、日本、米国、ベトナムから複数回の不正アクセスがあり、データベースが操作されるサイバー攻撃を受けていたことが判明した。