統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連団体がアフリカのセネガルで開校・運営する学校に、政府開発援助(ODA)として955万円余の無償資金協力を行っていたことが、11日の衆院外務委員会で明らかになりました。日本共産党の穀田恵二議員の追及に、外務省大臣官房の原圭一審議官が「ODA供与を行った」と認めました。 穀田氏は「国民の血税が使われたことは極めて重大だ」と厳しく指摘し、外務省と統一協会の関係を徹底調査するよう要求。林芳正外相は、他にも同様の事例がないか確認すると答えました。 穀田氏は、統一協会の関連団体である「世界平和女性連合(女性連合)」が2018年1月に日本政府の支援でセネガルの首都ダカール市の郊外に職業訓練校の2号校を建設し完成したとする報告書を指摘。ODA資金を供与したのかとただしました。 原審議官は「訓練校の建設資金として2015年2月に決定し供与した」と答弁。穀田氏は「岸田文雄
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