生活困窮者が公営住宅に入居する際のハードルを説明する野本さん=宮崎市清武町のNPO法人カーサ・グランデで2023年4月17日午後6時5分、一宮俊介撮影 公営住宅への入居にあたって保証人を求められることが生活困窮者の壁になるケースがある。国は保証人を必要とする条例の規定を削除するよう求めているが、多くの自治体で見直しが遅れており、支援団体からは改善を望む声が上がっている。 低所得者向けの公営住宅は、条例などで入居するための条件が自治体によって定められており、これまで保証人を必要とするケースがほとんどだった。ただ、国土交通省が2018年、単身の高齢者が増加していることなどを踏まえ、保証人を求める規定の削除を促す通知を全国に出した。 しかし、見直しはあまり進んでいない。国交省の調査によると、22年4月1日時点で、公営住宅がある全国の1668自治体のうち保証人を求めていなかったのは391自治体にと
スーダン、病原体流出のリスク 戦闘員が研究所占拠―WHO 2023年04月25日21時46分配信 世界保健機関(WHO)本部=スイス・ジュネーブ(AFP時事) 【パリ時事】世界保健機関(WHO)高官は25日、アフリカ北東部スーダンの首都ハルツームにある国立公衆衛生研究所が正規軍か準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」によって占拠されたと明らかにした。その上で、コレラ菌などの病原体が外部に流出する「バイオハザード(生物災害)」の危険があると警鐘を鳴らした。 最大27万人が隣国避難も スーダン衝突で国連 AFP通信などが報じた。占拠した戦闘員は研究所から関係者を閉め出し、軍事基地として使用しているという。施設にはコレラ菌やはしかウイルス、ポリオウイルスなどが保管されており、同高官は「非常に危険」な状況だと訴えた。 国際 コメントをする 最終更新:2023年04月26日12時47分
4月16日、選挙演説中の爆発事件について総理大臣公邸で記者会見する岸田首相。(首相官邸公式サイトから) 「僕の頭上を越えて岸田さんの足元に落ちた瞬間、爆弾だと思うたよ。落ちた時に火みたいのが見えて白い煙も少し出とった」 4月15日午前11時半ごろ、和歌山市・雑賀崎漁港で、衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説に入ろうとしていた岸田文雄首相に向けて発煙筒大の筒状爆発物が投げられ、地面に落ちたあと、1分ほどして爆発。投げた男は、近くにいた雑賀崎漁協組合員3人とSP(要人警護警察官)1人が飛びかかって押さえ込み、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。 その木村隆二容疑者(24歳)を現場で取り押さえた3人の漁師の一人、池田勝彦さん(62歳)に、筆者は電話でインタビューし、当時の様子など迫真の証言を聞き出すことができた。 漁港のすぐそばに住む池田さんは、岸田首相の遊説があるということで当日は午前9時には現場
東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の原子炉圧力容器を支える鉄筋コンクリートの土台が損傷していた問題を巡り、原子力規制委員会の山中伸介委員長は25日の記者会見で、圧力容器の倒壊など緊急時の対処に「昨年にコンクリートの損傷が分かった時点で、東電は対応するべきだった」と、東電の検討が遅いことに不満を述べた。 核燃料があった圧力容器真下の円筒形の土台(厚さ1.2メートル)は、昨年2月のロボットによる調査で、土台の開口部の壁が損傷し、鉄筋がむき出しになっていることが判明。今年3月には土台内部にロボットが入り、内側の壁から全周にわたって鉄筋が露出していることも分かった。 東電は今後、数カ月をかけて耐震性を評価する方針。だが、山中委員長は会見前の定例会合で、規制委事務局に「どういう対処ができるのか、早急に議論してほしい」と指示。会見でも「耐震評価には時間がかかり、待っていられない」と述べ
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