すでに遊ばれた方は分かると思うが「Fable II」の完成度は「スゴすばらしい!」。ゲーム性やボリューム感などのゲームクリエイター側が関与する部分だけでなく、オリジナルの良さを引き立たせたローカライズも賞賛に値する完成度の高さなのである。実際には相当なご苦労があったと思い、「Fable II」の日本語版のローカライズスタッフにお話を伺ってきた! ――では、早速ですが、「Fable II」の話題に。 最初に、ローカライズ話が持ち上がったのはいつくらいですか? 吉田:前作に日本語版があるタイトルなので、アメリカで「II」の話が出始めた時に、「いつか来るんだろうな」とは、思っていました。ただ当時は担当すら決まってなく、規模なども漠然としか見えていない感じでした。自分が担当することが決まって、全体像をちゃんと把握したのは2008年に入ってからでした。 ――実際にゲームのボリュームを知って どう感じ