■ 改めてMP4カメラを見直してみた ソニーがハイビジョン対応のMP4カメラをリリースしたことで、改めて米国市場におけるMP4カメラの位置付けを意識することとなった今回のCES。他イメージングメーカーを回って同様の製品を見てきたが、米国では新しい市場としてかなり熱いことになっているようだ。 そもそもMP4のムービーカメラは、筆者が記憶しているところではシャープが'99年に「インターネットビューカム」として「VN-EZ1」をリリースしたのが最初ではなかったかと思う。当時の資料によれば、35万画素CCD搭載、記録画素数は160×120ドットでビットレートは64kbps、5~10fps、ファイルフォーマットはASFというスペックで、価格は6万円であった。 今のレベルで見ればお話にならないほどプアだが、当時のネット環境から考えれば、これでもネットに動画を上げるという発想がなかなかできなかったのをよ