世の中には二つのタイプの研究者がいて、研究費が無くなっても月給はもらえて生活自体はやっていけるというひとたちと、研究費が無くなったら、月給がもらえなくなる人たちです。つまり失業してしまうのです。 この10年間、後者の研究者が飛躍的に増えたはずです。 どこかに統計値がでているといいのですが。実感としては10倍くらい増えている気がします。もしかしたら、もっとはるかに多いのかもしれません。 わたくしのラボの全員がそうです。京大も沖縄のほう、どちらもです。 沖縄のほうはいまは評価後まだ1年ですからいいのが、評価1年前はかなりひやひやしたものです。 京都のほうは来年研究費が切れますから、新規に研究費が当たらなければ、後者の場合となります。 こういうことは、わたくしのところだけではなくて、日本中どこもこんな感じです。安定した研究職についた研究者は激減しています。 そいういう研究者はやはり心がうつろにな
![根なし草的な科学政策行政ジャパン | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/265e330dd5f87fd32f888b8d4dde8fd49d244075/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F200503%2F09%2F65%2Fc007536520130102061326.jpg)