感染爆発と五輪開催 東京オリンピックが閉幕した。緊急事態宣言下の五輪開催という異例の事態のなか、まさに感染爆発という事態が続いている。 前回の記事では、五輪開幕直後の人々の心理とそれが感染拡大に影響を与える点について指摘した(コロナ禍の五輪に熱狂する人々の心理とそこで忘れてはいけないこと)。 そこでは、外出自粛や営業自粛などを呼びかける一方で、国を挙げての「お祭り」を開催することによって、「出るな」「出かけろ」という矛盾したメッセージが出されることとなり、人々は都合のよいメッセージのほうを受け取ってしまったことの影響を指摘した。 また、緊急事態宣言が何度も繰り返されることによって、それはもはや「緊急」でも何でもなくなり、むしろ「新しい日常」となってしまったことも要因の1つとして考えられる。新しい刺激や環境に馴れてゆき、それに対する反応が見られなくなることを心理学では「馴化」(じゅんか)と呼
『共感という病』(永井陽右/かんき出版) 思いやりや人と人のつながりを生むものとして尊重される「共感」。ただ、この共感という言葉にちょっと気をつけたほうがいいと、我々は薄々気付き始めているのではないだろうか。災害のたびに引っ張り出され、その美しい響きがいろいろなことをチャラにする「絆」という言葉。不倫やいじめを知った第三者から加害者に向けられる異様なバッシング。弱者が頑張る姿にみんなで涙する、「感動ポルノ」と揶揄されるコンテンツ。何かが歪んでいると感じるこれらの事柄の背景には必ず、誰かの誰かに対する共感があるからだ。 共感をめぐるこの違和感の正体に迫るのが、紛争解決活動家の永井陽右氏による著書『共感という病』(かんき出版)だ。著者は、NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事で、ソマリアなどの紛争地における元テロリストの社会復帰支援や、テロ組織との交渉・投降の促進に従事している人物。
連日の午後9時の抗炎症剤の注射で、内出血した上腕。両腕に痛々しい注射痕が残る=2021年8月5日午前11時44分、兵庫県丹波市内で 新型コロナウイルスの第5波の感染が拡大する中、同ウイルスに感染し、兵庫県丹波地域の病院に2週間入院、8月5日に退院した同県丹波市内の30代会社員男性に、発症から退院までの様子を聞いた。男性は、社用の東京出張から戻った後、調子を崩した。「都内では外食せず、ホテルでコンビニ飯。用心していた。どこでもらったのか分からず、事故に遭ったようなもの。首都圏では重症者以外は入院できないと言われている中、軽症で入院できたのは幸運だったが、2週間病室にいるのはつらかった」と話している。 東京は1泊。終日、東京本社の社員グループと過ごした。社内で発症した人はなかった。出張前、男性は、出勤のほかは、近所で買い物をする生活で、外食は控え、感染流行地域との行き来もしていなかった。東京で
安倍首相は第一次政権で「教育再生会議」を、第二次政権で「教育再生実行会議」を設置した。「再生」とは、「過去に生きていたが、現在は死んでいるものを、未来に向けて再び生き返らせること」だ。では、教育における再生とは一体何を生き返らせることなのか。それは結局、教育勅語であり、そこに込められた國體(こくたい)思想である。 第一次安倍政権が2006年に実現したのが教育基本法の抜本改正だ。学校教育、社会教育、家庭教育を通じた教育の目標を法定した第2条には「道徳心を培う」「公共の精神に基づき(中略)社会の発展に寄与する態度を養う」「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する(中略)態度を養う」といった文言が盛り込まれた。 学校教育について規定した第6条では「学校生活を営む上で必要な規律を重んずる」ことという文言も加えられた。そして第16条で、教育は「この法律及び他の法律の定めるところ
「病気があるからクスリが作られる」患者はみな、この常識を信じ込んでいる。しかし真実は正反対、「クスリがあるから病気が作られる」のだ。あなたが飲んでいるそのクスリ、本当に必要だろうか。 悲しいことは全部「うつ」 「積極性や自己主張が評価されるアメリカでは、『悲しみ』『落ち込み』といった感情は好ましくないものであり、すぐに『うつ病』と診断されてしまいます。 一方日本では、そうした負の感情も生きてゆくうえで避けることのできない、時には必要なものだとさえ考えられてきた。うつの基準には、文化的な違いがあるのです」 アメリカのジャーナリストで、著書『クレイジー・ライク・アメリカ 心の病はいかに輸出されたか』が日本でも話題となったイーサン・ウォッターズ氏はこう語る。 「しかし、それでは日本でうつ病の患者数が増えず、市場になりません。製薬会社にとっては都合が悪い。 そこで彼らは、『病的なうつ』と『自然な悲
菅義偉首相の「7月末までに高齢者ワクチン接種完了」の方針により、大規模ワクチン接種が進んでいる。その陰に隠れる形で悲劇も起こっていた。5月下旬、政府はひっそりとワクチン接種後に急死した日本人の詳細データを公表していた。 【写真】アスファルト上、大規模接種会場の受け付けテントまでの長蛇の列。スーツ姿、ポロシャツ姿など。奥には皇居の緑 予約が殺到し、各地で混乱が続く新型コロナウイルスワクチンの大規模接種。打った人からは「ホッとした」「打ててよかった」と、安堵の声が聞こえてくる。一方で、新聞やテレビはほとんど報じていない、ある事実がある。接種開始から約3か月強の5月21日までで85人が接種後に亡くなっていたのだ。 5月26日、厚生労働省は接種から死亡するまでを詳細に記録したデータを公表した。その《新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要》(以下、報告書)には、ワクチン接種後に亡く
1: ネトウヨ ★ 2021/05/26(水) 22:01:18.86 ID:fd5h88lU9 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18848.html https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000784439.pdf (事例 46) (1) 患者背景 25 歳の男性 (2) 接種されたワクチンについて ファイザー株式会社「コミナティ筋注」 ロット番号:ER7449 接種回数1回目 (3) 基礎疾患等 無 (4) 症状の概要 接種日時:令和3年4月 23 日午後 16 時 00 分頃 発生日時:令和3年4月 27 日午後 21 時 30 分頃 死 因 等:精神異常、自殺 概 要:病院内で、医薬品(KCL)を無断で持ちだしている行為を発見され暴れ、 取り押さえられる事件があった。精神科診察により、妄想状態、精神障害
現在、世界の半数以上の人々は、公衆衛生当局より推奨されているマスクを疑うことなく着用しており、常時鼻と口が塞がれている状態だ。 このマスクの着用には、その効果に対するエビデンスがない一方で、当然のことながら、人々に対する肉体的、精神的な悪影響が懸念されている。 まず、先日解説したマスクの論文に関する記事は読んで頂いているだろうか?この記事に取り上げた論文では、マスクについての様々な弊害が詳細に記載されていた。 その理由は、以下の通りである。 簡単に述べると、 ・公衆衛生のガイドラインに反する ・文献の引用に若干の不適切な点がある ・論文中の表の内容が不明 ・彼がスタンフォード大学とは最近関わりがない(実際には、彼は以前スタンフォード大学の客員研究者だった) ということだ。論文の中身については何ら精査されることもなく、政治的な理由、形式的な理由での論文の撤回だ。 要するに、科学的な根拠は無視
不織布マスク警察とは 1回目の緊急事態宣言が出されたあたりから、わが国ではマスク警察、自粛警察と呼ばれる人々の存在がクローズアップされていました。 彼らの行動は、ともすれば過剰な言動にもつながることがあり、私はかつてその心理を斉一性への圧力(同調圧力)や不安という観点から心理学的に分析しました(現代ビジネス『日本でも多数出現・・・「自粛警察」の心理を理解できますか?』)。 最近になって、注目を集めつつあるのが「不織布マスク警察」と呼ばれる人々です。いまやマスクをしていない人は、都会ではほとんど見かけません。しかし、最近はウレタンマスクをする人がとても増えてきたように感じます。日常的になったマスクをよりおしゃれに楽しもうという人、肌触りがなめらかなほうがいいという人など、理由はさまざまでしょう。 その一方、ウレタンマスクは飛沫を防止する機能に劣るというデータが出され、専門家からは不織布マスク
私はコロナ禍の今でも飲食店を利用している。主に行っているのはカフェ。一人でしか利用しないし誰かと話すわけでもない�ので、誰かに感染をひろげるリスクは低いだろうと思い、空いた時間を狙って利用するようにしている。飲食店を少しでも応援したいという気持ちもある。 それでも気になるのは、コロナ禍にあってルールを守れない人達だ。使用禁止のテーブルを勝手にくっつけ、大人数でマスクもせず喋る人達を結構な頻度で見かける。非常に不愉快だけど店員が注意することは殆どないので、そういう人達が来たら泣く泣く退散するようにしている。なぜあの人達は基本的なルールすら守れないのだろう。こんなにニュースで「向かい合ってマスクせず喋るのは危ない」と言われているのに、あえて危ない行為を行う理由が理解できない。 しかしこういうことをネット上でつぶやくと、高確率で「カフェに行ってる時点でお前も同類w」みたいな言われ方をする。そんな
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