「今こそ行動を起こすべきだ」――。ラッシュの共同創設者マーク・コンスタンティン氏はこう強調し、世界48カ国で展開する自社のSNSアカウントを一斉停止することを決めた。 同社は原材料を調達する際に、環境配慮や人権への対応、動物実験の有無などを調べ、社会や環境に害のない倫理的な商品づくりにこだわってきた。 こうした考えで経営してきたので、マーク・コンスタンティン氏にとって、SNSの負の影響を見過ごすことはできなかった。 「SNS利用時に私たちが危険にさらされているという証拠が数多く明らかになっている。私は自分のお客様をこのような環境にさらしたくない」と語る。 フェイスブックは10月28日にMeta(メタ)社に社名変更しリブランディングを図るが、その一カ月ほど前の10月上旬に同社でフェイクニュースなどの対応を担当していた元社員フランシス・ホーゲン氏が実名で大量の資料を内部告発した。米WSJ誌など
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