「なぜ雑誌を買うのか」へ原点回帰 —2019年4月号からワンテーマを深掘りする方針へと舵を切りました。なぜでしょうか。 昨年6月に編集長に就任して、改めて「一冊の雑誌にお金を払うのはどんなシーンだろう」という原点に立ち返りました。今の時代、多くの人がウェブサイトやスマホアプリに触れています。その点、雑誌はスピードと新しさ、情報量で負けてしまう。そこで改めて読者が雑誌に何を求めるのかを紐解いたところ「興味のあるものを深く知りたい」と思っていることが見えてきました。 確かにこれまでも、30ページ近い特集を組んだのに「物足りない」「もっと見たかった」という声が寄せられることが度々ありました。情報の紹介にとどまり、一つひとつのアイテムを掘り下げ切れていなかったんです。「強い興味のあるものは、深掘りしないと物足りないと言われるんだ」ということに気づき、思い切って毎月ワンテーマに振り切ることを決めまし
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