テコンドー世界チャンピオンだった50代男性がアストラゼネカ製の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを接種した後、細菌感染で足を切断したと英紙デイリー・スターなどが7日(現地時間)、報じた。 メディアによると、1984年世界武術選手権大会でテコンドー部門のチャンピオンにのぼった英国人デーヴ・ミアーズさん(58)は3月5日、突然インフルエンザのような症状を見せてひどい高熱に苦しめられ、原因不明の細菌感染で結局足を切断した。 ミアーズさんは、高熱はアストラゼネカ製ワクチンを打ってわずか数時間後に始まったという。高熱などインフルエンザ症状は1カ月が過ぎても好転しなかった。そうするうちに突然左足が腫れ始め、なかなか治らず結局先月10日入院した。膝の下まで細菌による炎症が広がった。医療スタッフは結局、彼の足を切断するしかないといった。 ミアーズさんは「私がワクチンを接種するやいなや数週間痛かっ