千葉県佐倉市のユーカリが丘ニュータウンを走行する鉄道「山万ユーカリが丘線」で15日、顔認証で乗り降りできるシステムが全国で初めて本格導入される。利用者は事前に専用サイトでクレジットカード情報と顔を登録し、改札に設置されたタブレットに顔をかざして乗車する。両手に荷物を持っていてもスムーズに利用できるなど、利便性が高まることが期待される。(渡辺亮平) 【写真】バスの車内に設置された「顔認証」タブレット 同ニュータウンを運行する山万コミュニティバスにも、同じシステムを本格導入する。鉄道とバスを運営する不動産会社「山万」(東京)によると、設置するタブレットは15台。鉄道6駅の改札に計8台、バスの車内に7台だ。