~~~捉え方の重大な相違、『あの日』に書かれていた小保方さん実験事実とは? 分裂増殖しない?STAP細胞で「キメラマウス」(STAP幹細胞)はできるのか? 作製失敗は「STAP細胞」存否とは無関係では? 小保方実験テーマ「ストレス処理後の細胞の変化過程」…これこそ「千島学説」の切り口?! 稲田陽子 小保方さんの『あの日』を読んだ。全体を通して思われるのは、 この人は、日本独特のトップダウン体制にある研究集団で研究することを 選んで正解だったのかということである。もしも、ハーバード大学の ヴァカンティのもとでのびのびと研究をしていたら、今回のような 悲惨で絶望的な結論を導き出すことはなかったのではないだろうか。 まして、笹井氏が自ら命を絶つなどということなど起こりえなかったと 思われる。「科学村」の感覚を取り込んだ大手マスコミの論調は、一方的に 歪み明らかに行き過ぎたもののように思われる。