84才にして食欲旺盛、睡眠も充分にとれていた。まだまだ元気な姿をファンに見せてくれると誰もが疑わなかった矢先、思わぬ場所で帰らぬ人となった。風呂場だ。野村克也さんが息を引き取った浴室は、中高年にとってはリラックスできるオアシスである一方で、危険地帯でもあった。 野村克也さんは、ひとりで風呂に入っていたときに 最低気温が0℃を下回る寒い日だった。2月11日、野村克也さん(享年84)が、自宅の浴槽で亡くなっているのが見つかった。日付が変わった深夜1時頃、野村さんはひとりで風呂に入ったという。 「普段はお風呂から10分ほどで出てくるのに、この日は出てこなかった。不審に思ったお手伝いさんがドア越しに声をかけたところ、応答がなく、戸を開けたら野村さんが浴槽の中で意識を失っていたそうです。お手伝いさんが泊まり込みで身の回りの手助けをしていたのですが、野村さんは頭もしっかりしていたし、他人の世話になるの
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