子宮頸がんワクチンの組成やどのような機序なのかをよく理解出来るようになってから、ずっと心の奥底で恐怖感みたいなものがありました。少し、そちらについて書こうと思います。 子宮頸がんワクチンは、24時間365日、常に高濃度のHPV抗体を生産し、血中に抗体が存在して上皮内に染出してHPV感染を防ぐとされている仕組みです。 詳細を詳しく書くと、サーバリックスの場合、ワクチンの抗原は HPV ウイルスを模した VLP(ウイルス様粒子)で、アジュバントは AS04 と呼ばれるものであり、水酸化アルミニウムAl(OH)3(アラム)と MPL(モノフォスフォリルリピッド、単リン脂質)です。MPL は、サルモネラ菌の細胞壁の構成要素である内毒素のLPS(リポ多糖体)を、加水分解し「弱毒化した」ものだと言われています。 その抗原とアジュバントを用い、細胞と長期間(何年も)強く結合し、IL-12 や IL-6,