米を無酸素下において保管する方法です。お米を専用の袋に入れた後に、真空パックのように中の空気を抜くのではなく、空気に含まれる「酸素」だけを取り除いて保存します。無酸素保存を行うと、呼吸、酸化、虫、カビ、乾燥、臭い移りのすべての問題が解決します。 お米の周囲の酸素が無くなると、当然ながら玄米は呼吸できなくなり、白米の酸化も止まります。密封状態ですので乾燥や臭い移りも防ぐことができます。何よりすばらしいのは、無酸素状態(酸素濃度0.1%以下)ではカビの発生が抑制されるようになり、14日間この状態を保てば虫が、卵も成虫も死滅します。 無酸素保存は一見難しそうに見えますが、方法は実に簡単です。密封できる袋か容器にお米を詰めて(買ってきた袋のままでもよいです)、脱酸素剤(エージレスや使い捨てカイロです)を中に入れて、完全に密封すれば完了。密封された空間の酸素を、中に入れた脱酸素剤がすべて吸収しますの