今年2月、東京都江東区の清澄白河に1号店ができたアメリカ発の「ブルーボトルコーヒー」。開店以来、オープン前からの行列は当たり前、1時間待ちも珍しくないほどの人気となっている。 サードウェーブと言われるコーヒーの提供スタイルが人気の理由なのだが、そのスタイルは自家焙煎とハンドドリップ。それに対し、さほど珍しくないと日本の喫茶店関係者は笑う。 「日本のコーヒー専門店の多くがハンドドリップを昔からやってましたよ。何も新しいことじゃない。それにスターバックスもそうでしたが、日本のコーヒー好きが飲むかぎり、酸味が強くてそんなに美味しいわけじゃない。ブームはせいぜい1年ぐらいだと思いますね」 そんな強気の関係者だが、脅威に感じているものがないわけではない。ズバリ、コンビニのコーヒーだ。 「あれにはまいった。焙煎もブレンドも喫茶店なみ、正直、かなり美味しい。しかも100円でしょ。ブルーボトルなんかより、