東京地検前で訴える「福島原発告訴団」の人たち=22日午後4時45分、東京・霞が関、金子淳撮影東京地検前で訴える「福島原発告訴団」の人たち=22日午後4時47分、東京・霞が関、金子淳撮影東京電力本店前で訴える「福島原発告訴団」の人たち=22日午後5時56分、東京都千代田区、金子淳撮影 福島第一原発事故をめぐり、東京電力の幹部らを業務上過失致死傷などの容疑で告訴・告発した「福島原発告訴団」は22日、東京地検を訪れ、東電側への強制捜査などを求める上申書を提出した。国内外の約4万人分の署名も手渡した。 告訴団には、事故当時、福島県内に住んでいた被災者ら約1万5千人が参加している。上申書は、地震や津波への備えを検討した議事録などを東電から押収する▽原発事故の現場を検証し、後世に残る調書をつくる▽甲状腺がんを発症した被災者と原発事故の因果関係をよく調べる――ことなどを求めている。 東京地検前には