東京電力は10日、福島第一原子力発電所の外部電源を制御する装置などが設置された「開閉所補助建屋」で、ネズミが電気回路に接触したことが原因とみられる誤警報が発生したと発表した。 同建屋では、先月26日にもネズミが侵入して警報が誤作動し、東電は装置の隙間を樹脂で埋めるなどの対策を終えていた。樹脂には食いちぎられた跡があったという。原子炉を冷却する機器への電気の供給に問題はなかった。
原発事故の影響で居住が制限されている福島県川俣町と飯舘村にある除染作業を終えた水田で栽培された米が、環境省などが入る東京・霞が関の中央合同庁舎5号館の食堂で9日から提供されている。全量を検査し、放射線量は食品衛生法の基準値以下であることを確認した。復興につなげたいと環境省が企画し、17日まで続けられる。 米を提供した水田では国と町村、農家によって昨年から実証的に作付けされている。一般への販売は見送られているが、今年は生産者が自宅で食べたり近所に配ったりしているという。そこで環境省の庁舎内のレストランやそば店など3店でも使うことになった。 仮設住宅に住みながら川俣町で栽培した本田勝信さん(58)は「確実に除染すれば、おいしいお米ができることがわかった。みなさんに食べてもらいたいと思い、一生懸命作った」。福島市から飯舘村に通って栽培した高野靖夫さん(59)、笑子さん(52)夫妻は「これからが大
メキシコ市(CNN) メキシコ市近郊で放射性物質を積んだトラックが奪われた事件で、司法当局は9日、容疑者の男5人を拘束したと発表した。 5人は最長40日間にわたって取り調べを受ける。当局はこのほかに未成年者1人も拘束したが釈放した。今後目撃者として事情を聴くとしている。 当局によると、6人は病院で検査を受けた結果、被ばくしていないことが判明。6日に退院した後で拘束された。 トラックは2日、医療用の放射性物質「コバルト60」を病院から処分場へ運ぶ途中で強奪され、メキシコ当局と国際原子力機関(IAEA)が警告を出す事態となった。当局者らは、犯人が放射性物質を積んだトラックとは知らずに襲った可能性もあると指摘していた。 5日には現場から約40キロ離れた地点でトラックが見つかったが、放射性物質の容器は開いていた。中身は近くですべて回収され、当局は周辺住民らが直接接触していない限り危険はないとの見方
自民党のエネルギー関係の合同会議が開かれ、経済産業省の審議会が原子力発電を「重要なベース電源」と位置づける「エネルギー基本計画」の素案をまとめたことに対し、賛否両論が出されました。 経済産業省の審議会は、先週、政府の新しい「エネルギー基本計画」の素案をまとめ、原子力発電について、依存度を可能な限り低くするとしながらも、安定供給、コスト低減、温暖化対策の観点から、安全性の確保を大前提に引き続き活用していく「重要なベース電源」と位置づけました。 これについて、10日開かれた自民党の資源・エネルギー戦略調査会などの合同会議では、出席者から、「原発の停止で日本経済にも負担がかかっており、素案はバランスが取れている」などと評価する声と、「放射性廃棄物の処理も進まないなかで、『重要なベース電源』と言うのはおかしい」という意見の両論が出され、引き続き、議論することになりました。
当社は、女川原子力発電所1号機(平成23年9月10日から第20回定期検査中)、2号機(平成22年11月6日から第11回定期検査中)、3号機(平成23年9月10日から第7回定期検査中)の平成25年11月分の定期検査および東北地方太平洋沖地震後の設備点検等の状況について、本日、宮城県、女川町ならびに石巻市に報告いたしました。 女川原子力発電所は、1号機および3号機が通常運転中、2号機が原子炉起動中のところ、平成23年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震により、全号機の原子炉が自動停止しました。 (平成23年3月11日お知らせ済み) 女川原子力発電所の全号機は、安定した状態で安全に停止しており、現在、設備の点検、復旧作業等を進めております。 現在実施している定期検査の11月分については、トラブルに該当する事象ならびにトラブルに該当しない軽度な事象はありませんでした。 なお、地震お
福島県の農産物を支援しようと、環境省は9日から、同省や厚生労働省などが入る東京・霞が関の中央合同庁舎第5号館の職員食堂で、除染した水田で試験的に収穫した同県川俣町と飯舘村産の米の提供を始めた。 この米は、同町の避難指示解除準備区域と、同村の居住制限区域にある水田の一部で今年収穫された計540キロ・グラムの「ひとめぼれ」。除染事業を担当している環境省が、農地の表土を削り取るなどして試験的に作付けし、いずれも放射性物質は検出されていない。 初日の9日は、環境省側が食堂に生産者を招き、提供された米で作ったおにぎりを試食。川俣町の生産者で、町内の仮設住宅で暮らす男性(58)は、「確実に除染すればおいしい米を作れることがわかり安心した」と話した。米は17日まで使用される。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く