当社は、浜岡原子力発電所を将来にわたって安全に利用していくために必要性の高い新技術に関し、研究開発の一層の推進と、原子力の将来を担う人材の育成に貢献することを目的に、募集するテーマを特定した公募研究を実施することといたしました。 本日(12月5日)より募集を開始いたしますのでお知らせします。 1 公募の概要 (1)応募資格 全国の大学、公的研究機関で科学技術研究に従事している研究者で、(2)の研究テーマに関する研究が遂行可能な研究者または研究グループのリーダー (2)今回募集する研究テーマ 応募者は以下の3つのテーマからいずれか1つを選択し、応募する。 (複数応募可) 1 使用済燃料・放射性廃棄物の処理・処分に関する研究 2 既存BWR炉の安全性向上のための新技術に関する研究 3 新しい概念に基づいた新型原子炉の開発に関する研究 (3)募集期間
プレスリリース 浜岡原子力発電所の敷地および周辺における津波堆積物調査結果について 2013年12月02日 中部電力株式会社 当社は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震および国の動向を踏まえ、浜岡原子力発電所の敷地および周辺における過去の津波の発生状況について確認するため、2012年8月より津波堆積物調査を実施していましたが、このたび調査結果がとりまとまりましたのでお知らせします。 (2012年8月21日 調査計画お知らせ済み) 【調査結果の概要】 調査を実施した浜岡原子力発電所敷地(西側、東側)、筬川流域、新野川流域、菊川流域のうち、発電所敷地および菊川流域の一部において、堆積当時の海面からの高さで、約0~8mおよび約3~4m未満の位置にイベント堆積物(注)が確認されましたが、その他の調査地点では、確認されませんでした。 今回の津波堆積物調査結果からは、安政東海地震津波や宝永地震
プレスリリース 浜岡原子力発電所の安全性向上対策等に関するダイレクトメールの送付および希望者各戸訪問の実施について 2013年11月27日 中部電力株式会社 浜岡原子力発電所では、御前崎市をはじめ、牧之原市、掛川市、菊川市にお住まいの方を対象に、「浜岡原子力発電所の安全性向上対策」「浜岡原子力発電所3,4号機 地震対策の工事概要」についてダイレクトメールにてお知らせさせていただくこととしました。 また、説明を希望されるお客さまには、当社社員が訪問し、説明をさせていただくとともに、ご質問やご意見にお答えする活動を実施します。 1 ダイレクトメール送付時期 2013年11月28日(木)より御前崎市をはじめ、牧之原市、掛川市、菊川市の各戸へ順次配達する予定です。 2 ハガキ受付期間 2013年12月10日(火)まで (注) 訪問のお申し込みは、ハガキにて承ります。また、ご質問やご意見も承ります。
プレスリリース 独立行政法人海洋研究開発機構が開発した「地震・津波観測監視システム」の観測情報の活用に関する協定締結 2013年10月10日 中部電力株式会社 当社は、本日、独立行政法人海洋研究開発機構(以下 JAMSTEC、本部 神奈川県横須賀市、理事長 平 朝彦)および三重県尾鷲市(市長 岩田 昭人)との間で、「地震・津波観測監視システム(注)」(以下 DONET)の観測情報の活用に関する協定を締結しましたので、お知らせします。 今回の協定は、JAMSTECが開発したDONETのデータを、尾鷲市と当社が受けとり、それぞれが地震・津波防災対策に活用する取組や研究を行うことについて定めたものです。当社は、JAMSTECとの間でDONETの活用に関する協定を締結する初めての企業となります。 当社は、現在、津波の早期検知を目的に「津波監視システム」の研究開発に取り組んでいます。「津波監視システ
当社は、敷地内への浸水防止効果を可能な限り高める観点から、防波壁を現在のT.P.(東京湾平均海面)+18mからT.P.+22mに嵩上げすることとしています。(2012年12月20日お知らせ済) これまで、防波壁嵩上げに伴う準備作業として、本年7月から西側端部の天端コンクリートの除去をおこなっておりましたが、その後、詳細設計や工事計画の検討等を進め、本日、西側端部より防波壁嵩上げ工事に着手しましたのでお知らせいたします。 当社は、浜岡原子力発電所の安全性をより一層向上させる取組みの一つとして津波対策を着実に進めるとともに、その内容を丁寧にご説明することで、地元をはじめ社会の皆さまの安心につながるよう、全力で取り組んでまいります。 別紙
当社は、2013年7月に施行された原子力規制委員会の新規制基準に速やかに適合することを目指し、必要な対応について順次検討を進めてまいりました。 このたび、浜岡原子力発電所3,4号機について、新規制基準を踏まえた追加対策を取りまとめ、4号機は2015年9月末、3号機は2016年9月末の完工を目標に実施することとしましたのでお知らせします。 新規制基準においては、原子力発電所の設計基準に関して、地震・津波のほか竜巻などの自然現象や火災などに対処するための要求事項が新設・強化されるとともに、設計基準を超える事象が発生した場合にも炉心損傷等の重大事故の防止や影響緩和を図るための要求事項が新設されています。 当社は、これまで自主的に津波対策や重大事故対策(注)に取り組んできていますが、新規制基準には、これらに加えて、さらなる対策や具体的な対応について検討を要する要求事項があり、その対応について検討を
当社は、浜岡原子力発電所が想定東海地震の震源域内に位置することを踏まえ、建設当初から余裕を持たせた耐震設計を実施するとともに、その後も自主的に耐震性を高めるための工事を実施するなど、常に最新の知見を反映し安全性の向上に取り組んでいます。 当社は、浜岡原子力発電所の地震対策について、内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の検討状況や新規制基準を踏まえて、具体的な工事計画の検討を進めてまいりました。(2013年4月26日 お知らせ済み) このたび、3,4号機の地震対策の工事計画を取りまとめたことから、この工事概要についてお知らせします。 1 改造工事用地震動の設定 内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が想定した強震断層モデル(以下、内閣府モデル)は、最新の研究成果等をもとに、最大クラスの地震を想定したものであり、特に強い地震波を発生させる強震動生成域が不確実性も考慮のうえで設定さ
浜岡原子力発電所2号機については、2009年1月に運転を終了し、同年11月より廃止措置の第一段階である「解体工事準備期間」として、2013年度中を目途として燃料の搬出作業をおこなっています。 当初の計画では、浜岡2号機使用済燃料貯蔵プールに保管している新燃料(148体)については、2013年度中に浜岡5号機に搬出して管理することとしていました。 しかし、本年7月の新規制基準の施行にともない、浜岡5号機に搬出するために必要な原子炉設置変更許可申請の手続きに時間を要することが予想される状況となったことから、2014年度中に浜岡2号機の建屋内で燃料集合体を除染し、汚染の無いことを確認したうえで、燃料加工メーカに搬出する計画に変更しましたのでお知らせいたします。 今回の燃料の搬出先の変更は、国の認可を受けた廃止措置計画の変更にあたりますので、今後、計画変更に伴う認可申請手続きをおこなっていきます。
当社は、浜岡原子力発電所の地質に関するデータ拡充を目的として、発電所の敷地内外における地質調査を実施することとしましたのでお知らせします。 当社は、これまで浜岡原子力発電所の敷地および敷地周辺における地質について詳細な調査を実施し、敷地内のH断層系は地震やずれを起こすものではないことを確認しています(注1)。 このH断層系については、昨年8月の国の意見聴取会(注2)においても、耐震設計上考慮する必要はないとされた一方、データ等の拡充について引き続き検討するよう意見が出されました。当社は、この意見を踏まえ、後期更新世(注3)の地層とH断層系との関係について、データの拡充を目的とした地質調査を自主的に実施することとしました。 地質調査では、後期更新世の地層が分布する敷地内北側および敷地外において、地表地質調査、ボーリング調査、トレンチ調査等を実施する計画です。 これらの調査は、今後調査に関係す
プレスリリース 浜岡原子力発電所3号機 フィルタベント設備設置工事の着手について 2013年06月27日 中部電力株式会社 当社は、本日、浜岡原子力発電所3号機においてシビアアクシデント対策の1つであるフィルタベント設備(注)について、機械設備の設置に着手しましたのでお知らせします。 当社は、2012年3月に原子力安全・保安院(当時)が公表した「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の技術的知見について」を踏まえて、シビアアクシデント対策について実施することを決定しております。(2012年12月20日お知らせ済み) その後、詳細設計や工事計画の検討等を進め、本日、着手しました。 今後、2014年度末の対策完了を目標に、着実に工事を実施してまいります。 当社は引き続き、浜岡原子力発電所の安全性をより一層向上させる取組みを着実に進めるとともに、その内容を丁寧にご説明することで、地元をはじめ社
プレスリリース 浜岡原子力発電所における新規制基準への対応に向けた取り組み(緊急時対策所および火災防護設備に関する工事の実施) 2013年06月27日 中部電力株式会社 2013年6月19日、新規制基準が原子力規制委員会により決定されました。新規制基準には、当社が現在取り組み中の津波対策やフィルタベント設備の設置をはじめとするシビアアクシデント対策に加えて、さらなる対策や具体的な対応について検討を要する要求事項が含まれており、当社では、新規制基準への適合に向けて原子力規制委員会規則や評価ガイド等を踏まえた検討と必要な工事の準備を続けています。 このたび、新規制基準における「緊急時対策所」、「火災防護設備」に関し、基準への適合のための工事の一部について準備が整い、工事に着手することとしたためお知らせします。 当社は、新規制基準に速やかに適合することを目指し、他の要求事項も含め引き続き検討を進
プレスリリース 浜岡原子力発電所3号機および4号機 低圧タービン動翼取付部のひび等に対する点検結果および原因と対策について 2013年06月21日 中部電力株式会社 当社は、浜岡原子力発電所4号機(定格電気出力113.7万kW、第13回定期点検中)の低圧タービンの動翼取付部(車軸側)にひびが発生していることを確認し、3号機(定格電気出力110万kW、第17回定期点検中)の同部位についてもひびの存在を示す検査結果を得ました。 また、4号機の低圧タービン動翼取付部(動翼側)にひびおよび割れが発生していることを確認しました。3号機の動翼取付部(動翼側)についても、ひびの存在を示す検査結果を得ました。(詳細は、「これまでお知らせした内容」参照) これまで、ひびおよび割れの存在を確認した低圧タービン動翼取付部(車軸側および動翼側)について、それぞれ詳細な調査を実施してまいりました。このたび、点検結果
プレスリリース 浜岡原子力発電所4号機 フィルタベント設備設置工事の着手について 2013年06月14日 中部電力株式会社 当社は、本日、浜岡原子力発電所4号機においてシビアアクシデント対策の1つであるフィルタベント設備(注)について、設備を収納するフィルタベント室の掘削工事に着手しましたのでお知らせします。 当社は、2012年3月に原子力安全・保安院(当時)が公表した「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の技術的知見について」を踏まえて、シビアアクシデント対策について実施することを決定しております。(2012年12月20日お知らせ済み) その後、詳細設計や工事計画の検討等を進め、本日、着手しました。 今後、2014年度末の対策完了を目標に、着実に工事を実施してまいります。 また、4号機のその他のシビアアクシデント対策や、3号機、5号機のシビアアクシデント対策に関する工事についても、準
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