UNIVAC(ユニバック、Universal Automatic Computer[1])は、1951年から販売された商用コンピュータのシリーズである。当初はエッカート・モークリー・コンピュータ・コーポレーション(EMCC)の製品として登場し、買収によりレミントンランド、更にスペリーの製品および部門名となり、合併によりユニシスに引き継がれた。世界初の商用コンピュータ[2]やメインフレームと呼ばれる事も多い。 スペリーランド社のUNIVACの銘板 ジョン・プレスパー・エッカートとジョン・モークリーは、1943年から1946年にかけてペンシルベニア大学ムーア・スクール(電気工学部)でENIACを構築した。大学との知的所有権をめぐる紛争により、1946年にエッカートとモークリーは大学を去った。彼らは、ペンシルベニア州フィラデルフィアでElectronic Computer Corporation