金沢観光といえば美味しい海鮮物と兼六園。絵として思い浮かぶのは何でしょうか?いつも目にする兼六園の霞ヶ池に立つことじ灯篭の絵でしょうか?はたまた「ひがしやま茶屋」の風情でしょうか? この風景。見覚えがあるのではないでしょうか。テレビCMにもよく使われていて、金沢といえばこの風景という風景の一つではないかと思います。この「ひがし茶屋」はどういう場所なのかを知るだけでまた金沢観光の味わい方も違ってくるかもしれません。 金沢人でも詳しい歴史を知らないのでは?と思います。難しくて大変「退屈」なブログ内容かと思いますが(汗) 歴史を知って深く味わうということをコンセプトに本記事を利用していただけると本望です。 夜のひがし茶屋もまた風情があります。 ひがし茶屋のはじまり東山茶屋そのものはそれほど古いものではありません。延宝年間 (1673?1681) に描かれた延宝金沢図では東山地区の多くは町家、地子