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ブックマーク / realsound.jp (33)

  • コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる

    コンビニからがなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの屋さん」はどうなる 出版取次大手の日出版販売(日販)が、コンビニエンスストアに雑誌や書籍を配送する事業を、2025年2月には終了するという。10月26日、共同通信社が報じた。現在、日販は全国のファミリーマートとローソン計約3万店に配送している。共同通信社によれば、撤退後は、セブンイレブンに配送しているトーハンが配送事業を引き継ぐ方針とのことだ。 いよいよ、格的な紙離れの影響が出てきたか、という印象である。コロナ禍の中で、電子書籍の売上は伸びた一方で、紙の書籍の売上は落ち込みつつあり、リアル書店の数も減少した。日版のコンビニからの撤退は、これまで堅調と思われていたコンビニですら、紙の雑誌・書籍の売上が落ち込んでいることを如実に表している。 しかし、今回の決定を冷静に見る識者も少なくない。というのも、以前

    コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる
    chintaro3
    chintaro3 2023/10/30
     携帯が高すぎてそっちに吸い取られてる感
  • 『バービー』は娯楽大作かつ現代を代表する圧倒的な映画に 作品に込められた強度と信念

    映画『バービー』と『Oppenheimer(原題)』を同日に観るというネットミーム「バーベンハイマー」がアメリカで流行し、国の『バービー』SNS公式アカウントが核兵器が使用されたビジュアルを面白がるような非公式ポスターに賛意を示してしまった件が、日国内で小さくない物議を醸すこととなった。これは唯一の戦争被ばく国である日で作品を楽しみにしていて、核兵器の被害にも心を痛める観客たちにとって、残念なことだったといえるだろう。 作品の製作者たちは宣伝の過失には直接関係がなく、ワーナー・ブラザースが現時点でメディアを通じて謝罪し、幹部が来日して謝罪するという対応をとったとはいえ、この件でストレスを感じたり対応に不信感を覚えた観客が鑑賞しない選択をとることは、もちろん尊重されるべきだ。その上で主張したいのは、作『バービー』が、娯楽大作として公開されながら、現代を代表する圧倒的な映画だったという

    『バービー』は娯楽大作かつ現代を代表する圧倒的な映画に 作品に込められた強度と信念
    chintaro3
    chintaro3 2023/08/12
  • 音楽業界の「説明不足」を反省する 2022年に環境問題として議論された「AKB商法」に関する国会議事録を読んで

    衆議院の委員会でAKB商法が取り上げられたという話を聞いて、議事録をチェックしてみました。日の国会で音楽ビジネスについて語られる機会は稀有なので、話題になっているだけでもポジティブに捉えたいと思います。ただし、中身を見てみると、かなり古い情報に基づいた質問で今行われるべき議論としては的外れな内容だったのです(※1)。 それは「AKB商法で同じユーザーが沢山のCDを買うことになり、破棄されると環境問題としてよろしくないのではないか?」という趣旨でした。なぜ今この話題が……?? 10年近く古い感じですよね? 質問された議員の方は「日音楽市場でも遅ればせながらデジタル化が進んでいること」「楽曲ランキングの指標がCD売上だけではなくなっていること」などはご存じないのでしょうか。そして、2年半におよぶコロナ禍で、音楽界を取り巻くフェーズが変わっていることへの認識も全くないようです。 コアファン

    音楽業界の「説明不足」を反省する 2022年に環境問題として議論された「AKB商法」に関する国会議事録を読んで
    chintaro3
    chintaro3 2022/10/03
     「10年近く古い感じ」
  • シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以

    シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以 日国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく

    シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以
    chintaro3
    chintaro3 2021/09/05
     今80年代の音楽を聴くと、当時とは全然違って聴こえるなぁ。まるで別の国の音楽のようだ
  • 予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析

    先週末の動員ランキングは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、土日2日間で動員32万9999人、興収5億2801万7500円をあげて、初登場2位の『モンスターハンター』にダブルスコア以上の差をつけて3週連続1位に。前週の週末との興収比では約78%と、新たな来場者プレゼントの効果もあって下げ止まりの傾向も見られ、3月28日までの21日間の累計では動員396万1480人、興収60億7821万1750円を記録している。 さて、『シン・エヴァ』については、第一報として公開日翌日に書いた3週前に「『シン・エヴァ』、緊急事態宣言下ながら興収100億円超え確実のロケットスタート」と冠した予想記事をアップしてしまった以上、そろそろ落とし前をつけなくてはいけない。「興収100億円超え」の可能性はまだわずかに残っているものの、「確実」はやはり言い過ぎだった。さらに、その文中ではこっそり(と言いつつ、しっかり各

    予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析
    chintaro3
    chintaro3 2021/03/31
  • アイドルはもう「結婚=引退」ではない Negicco全メンバー結婚から考える、現代の多様な可能性

    2020年12月23日、アイドル界におめでたいニュースが飛び込んできた。新潟を拠点に活動するグループ、Negiccoのメンバーであるkaedeが結婚を発表した。Negiccoといえば2019年4月にNao☆、2020年6月にMeguが結婚を報告。ともに結婚後もアイドルを続けており、kaedeも同様にこれからも変わらず活動する。 Negicco『午前0時のシンパシー』 でんぱ組.incの古川未鈴も2019年9月、結婚を発表。2020年1月1日にオンエアされたラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送)で古川は、でんぱ組.incの曲「WWDBEST」の〈業界ルールも変えたるけん〉という歌詞を引き合いに出しながら自身の結婚を語り、同番組の吉田尚記アナウンサーも「結婚をアリと言えるようになったことが、アイドル現場の進化を感じる」と相槌を打った。 古川は2021年1月、第一子妊娠も報告した。子育て

    アイドルはもう「結婚=引退」ではない Negicco全メンバー結婚から考える、現代の多様な可能性
    chintaro3
    chintaro3 2021/01/20
     50過ぎてアイドルファンやってるオッサンからすると、アイドルの結婚はむしろ喜ばしいことに思える。仕事を続けてくれるならなおいい。
  • 『ストップ!! ひばりくん!』なぜ時代を超えて愛される? 江口寿史が投げかけたメッセージ

    現在、タワーレコードにて開催されている「♡80’sキャンペーン」。同キャンペーンは、タイトル通り、80年代の名盤&名作を「タワレコ」が独自にセレクトしたものだが(タワーレコード限定企画盤やグッズなども販売)、メインヴィジュアルには江口寿史の代表作『ストップ!! ひばりくん!』のヒロイン、大空ひばり(ひばりくん)のイラストを起用。これがなんというか、“あの時代”の空気感を見事に切り取っている、ともいえるし、いま見てもまったく古びていない(それどころか現代的でさえある)、ともいえる、時代を超越したクールな絵だ。 そう、「80年代の音楽」を感じさせてくれる描き手なら、江口のほかにも、わたせせいぞうや鈴木英人といった名前も思い浮かぶが、あえて今回、タワーレコードが「ひばりくん」の絵を起用したのにはそれなりのわけがあるのだろう。無論、部外者である私にはその企画意図(起用理由)を知るすべはないが、おそ

    『ストップ!! ひばりくん!』なぜ時代を超えて愛される? 江口寿史が投げかけたメッセージ
  • 空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ

    これまでマーベル・シネマティック・ユニバースの新作や、『ワイルド・スピード』などの人気シリーズの新作などが公開されると、例えば中国韓国の興行で日の初動成績の何十倍もの数字が出て驚かされることがあった。もちろん、日映画マーケットの規模自体が、今では中国韓国とは比較にならないほど小さくなってしまったこともあるのだが、それにしても「ここまでケタが違うのはどうしてなのか?」と思わずにはいられなかった。 2年前、ソウルに滞在していた週末、まだ日で公開されてない作品でも観ようとシネコンを訪れた時、その理由を目の当たりにすることとなった。ちょうどその週末は『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の公開週だったのだが、12スクリーンを擁する大型シネコンに足を運ぶと、実に10スクリーンで同時に『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を公開していたのだ。韓国にはスクリーンクォータ制度と

    空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ
    chintaro3
    chintaro3 2020/10/24
    「『鬼滅の刃』の異常なシネコンのスクリーン割りには、「そっちがそのつもりなら、こっちだってもう配慮なんてしていられない」という本音」
  • 菊地成孔が語る、映画批評の倫理「1番やっちゃいけないのは、フェティッシュを持ち込むこと」

    菊地成孔の欧米休憩タイム』(blueprint) 菊地成孔の新刊『菊地成孔の欧米休憩タイム』が、現在発売中だ。 Amazonで発売中 英語圏(欧米国)以外、特にアジア圏の映画を対象としたリアルサウンド映画部の連載レビュー「菊地成孔の欧米休憩タイム〜アルファヴェットを使わない国々の映画批評〜」の中から記事を厳選し、新たに加筆・修正の上で収録した同書。同連載の番外編として掲載され、Yahoo!ニュースなどのネットメディアやSNSで大きな議論を巻き起こした『ラ・ラ・ランド』評のほか、有料ブログマガジンの連載批評「TSUTAYAをやっつけろ」や、長らく書籍化されなかった伝説の連載コラム「都市の同一性障害」などを収録している。 リアルサウンド映画部では今回、発売後の反響を受けて、改めて菊地成孔人にインタビュー。映画批評をはじめたきっかけから、その方法論について、さらには韓国映画の現在についてまで

    菊地成孔が語る、映画批評の倫理「1番やっちゃいけないのは、フェティッシュを持ち込むこと」
    chintaro3
    chintaro3 2019/12/15
    よくわかんないなぁ。ステマ以外は自由にやれば良いと思うが。
  • 『天気の子』、2位再浮上で100億突破目前 いよいよ本格的に始まる世界興行の行方は?

    前回の記事で示唆したように、『ONE PIECE STAMPEDE』の後塵を拝して公開週は2位での初登場となった『ライオン・キング』が勢いを維持して先週末は1位にランクアップ。土日2日間の動員は42万4000人、興収は6億2800万円。8月18日(日)までの動員は236万2000人、興収は33億5500万を記録。累計でも、2週目にして早くも同日公開の『ONE PIECE STAMPEDE』を上回った。 2週目に入って減速した『ONE PIECE STAMPEDE』に押し上げられるかたちで2位に再浮上したのが、先週末の土日2日間で動員38万4000人、興収5億3300万円をあげた『天気の子』。公開からちょうど1ヶ月(31日間)が経過した8月18日(日)までの累計で動員は717万9300人、興収96億4900万円と、今週の前半にも興収100億円を突破する状況だ。 国内ではこのままロングランを続

    『天気の子』、2位再浮上で100億突破目前 いよいよ本格的に始まる世界興行の行方は?
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    chintaro3 2019/08/22
  • アイドル=少女というイメージは払拭できるか 乃木坂46らの功績と社会の現状から考える

    AKB48に代表される2010年代の女性グループアイドルシーンについて論じられるとき、その群像劇はしばしば「成長を見守る」ことを旨とするコンテンツとして解釈されてきた。芸能の入口に立つ人々を多く含んだ若年者たちによる表現の魅力のありかが語られるうえで、それはいかにも飲み込みやすい説明ではある。実際、彼女たちのパーソナリティが継続的に享受対象となるこのエンターテインメントにおいて、芸能者として成長してゆくプロセスや物語性が訴求力になってきたことは間違いない。 「成長を見守る」といった視点でグループアイドルを枠付けることは、「未熟さを愛でる」ものとしてアイドルを捉えてゆくことにつながりやすい。加えて、グループアイドルの代表格として存在してきたAKB48が、学生服を着想元にした衣装をたびたび製作したことも、アイドルの表現に若さや未熟さのイメージを結びつける。 AKB48がその多様で繊細なプロダク

    アイドル=少女というイメージは払拭できるか 乃木坂46らの功績と社会の現状から考える
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    chintaro3 2019/05/11
    問題は商売になるかならないかで苦労してる訳で。売れないアイドルまで視野に入れるならとっくに払拭されていると思う
  • 宮崎駿監督、ドワンゴ会長・川上量生氏に激怒した真相を語る「あのウケ狙いが川上さんの弱点」|Real Sound|リアルサウンド テック

    10月25日、ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」のニコニコ生放送にて、同社のゲームプロジェクトに関する情報番組「ドワンゴゲーム会議(仮)」が配信され、人気VTuberの電脳少女シロ、チュンソフト代表の中村光一氏、スタジオジブリの宮崎駿監督(映像出演)らが登場した。 番組冒頭、司会役のシロが「これまでドラクエシリーズなどを作られてきた中村さんですが、表に立たれることが最近少なかったようにお見受けします。もしかしてずっと温めていた作品があって今日、やっと出せるということなのですか?」と質問すると、中村氏は「はい、そうなんです。しっかりと作っておりました」と回答し、早速、視聴者の期待感を煽った。 まずは、人工生命観察育成プロジェクト「ARTILIFE」についての情報が解禁された。同プロジェクトはその初期段階で、ドワンゴの会長・川上量生氏が「『スタジオジブリ』の作品に活かせないか?

    宮崎駿監督、ドワンゴ会長・川上量生氏に激怒した真相を語る「あのウケ狙いが川上さんの弱点」|Real Sound|リアルサウンド テック
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    chintaro3 2019/02/13
  • こんまりメソッド、なぜ全米で大反響? 日本発の片づけ術が“セラピー”として機能する理由

    こんまりメソッドはプロテスタントに通じる? 「片づけコンサルタント」で知られる近藤麻理恵が2011年に出版し、ベストセラーとなった著書『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)。「ときめく」をキーワードに、大胆に持ち物を減らす片づけ法は、2014年に翻訳された「The Life-Changing Magic of Tidying Up」として海外でも話題となった。そして2018年、こんまりこと近藤は、映像配信サービスNetflix『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』(原題:Tidying Up with Marie Kondo)のホストとしてみずからの番組を持つにいたった。同番組は米国内でも開始直後から大きな注目を集めており、社会現象と化しているのは周知の通りだ。 たしかに『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』は、単なる片づけのビフォーアフターを見せるだけで

    こんまりメソッド、なぜ全米で大反響? 日本発の片づけ術が“セラピー”として機能する理由
  • アイドルの“株式会社化”はなぜ進む? 劇場版ゴキゲン帝国 白幡いちほが取締役会長になった理由

    最近、中堅女子アイドルの「卒業」が頻繁に起きている。ベイビーレイズJAPAN、PASSPO☆、GEM、バニラビーンズ、ベボガ!などアイドルファンであれば名前を必ず知っているグループが、解散・活動休止に至っている。他方で、乃木坂46、欅坂46に代表される女子アイドルグループは、多くの女性や若年層を中心に人気が沸騰してもいる。そして相変わらず地下現場といわれる小規模のライブハウスでのアイドルたちの活動は個性に満ちている。 ただ中堅アイドルがごっそり抜けてしまうと、数十名規模の会場から数百名、千名超、そしてやがて武道館というアイドルの「成長物語(ロールモデル)」が消滅してしまうかもしれない。超人気のグループとマイナーな人気の女子アイドルの二極分化がすすんでいき、中間をブリッジするアイドルが不在になる。武道館でのライブを経験し、またはその可能性を持っていたグループがいなくなるのは、アイドル経済学

    アイドルの“株式会社化”はなぜ進む? 劇場版ゴキゲン帝国 白幡いちほが取締役会長になった理由
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    chintaro3 2018/10/26
  • フジロック‘18、初のライブ配信の成果は? “デジタルネイティブのフェス”としての可能性

    7月27日から3日間にわたって新潟・湯沢の苗場スキー場で開催された『FUJI ROCK FESTIVAL ’18』では、初の試みとしてYouTubeでのライブ配信が行われた。ヘッドライナーの1組であるN.E.R.Dほか、POST MALONE、SUPERORGANISM、SKRILLEX、Suchmos、ANDERSON.PAAK & THE FREE NATIONALS、CHVRCHESなど50組以上のライブが配信され、ネット上では今回の施策を歓迎する声が目立っている。(参考:フジロック’18、YouTube配信で世界の音楽ファンに届くか? “バーチャル オンライン フェスティバル“の可能性) YouTubeでの配信のほかにも、Instagramではアーティストのインタビュー動画を新サービスの「IGTV」で配信し、会場では電子マネーの使用を推し進めるなど、例年以上にネットやテクノロジー

    フジロック‘18、初のライブ配信の成果は? “デジタルネイティブのフェス”としての可能性
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    chintaro3 2018/08/02
  • 『火垂るの墓』『この世界の片隅に』は“反戦映画ではない”のか 高畑勲監督の発言などから検証

    『火垂るの墓』は“反戦映画ではない”のか 優れたアニメーション作品を作り続け、アニメ界や映画界に多大な功績を残した高畑勲監督。その代表作の一つが、作家・野坂昭如の短編小説映画化作品『火垂るの墓』だ。親を失った14歳の兄と4歳の妹が、戦時下に地域の共同体からはなれ、2人だけで困窮した生活を営み、死に向かって衰弱していくという内容が、映画の観客やTV放映時の視聴者に衝撃を与えた。その陰惨さに「二度と観られない」と語る人も少なくないほど、真に迫る作品である。 『火垂るの墓』が公開された1988年は、まだ日の敗戦から43年。野坂昭如が自身を基にした主人公の清太が、もし実在し命を落としていなければ、57、8歳だっただろう。当時はまだまだ戦時中の記憶を持った人々が大勢いた。しかし、野坂昭如も高畑監督も亡くなった現在、すでに敗戦から73年の月日が経っている。ここまでの間に日の状況も様変わりした。

    『火垂るの墓』『この世界の片隅に』は“反戦映画ではない”のか 高畑勲監督の発言などから検証
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    chintaro3 2018/05/02
    「なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は『そういう目に遭わないために戦争をするのだ』と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。」
  • SNH48による“文化の創造的破壊”は終焉へ? 田中秀臣が読み解く“アイドルと中国カルチャー”

    AKB48がアジア各国に姉妹グループを持っているのはよく知られている。そしてそのひとつであったSNH48と2016年の初夏に運営をめぐるもめごとが起こり、両者は決別した。この経緯について詳細は明らかになっていない。ただその後のSNH48の活動をみると、1)基的な運営形態はAKB48のものを踏襲(総選挙方式、自前の劇場中心の公演スタイルなど)、2)中国の主要都市にSNH48の姉妹グループが複数立ち上がる、3)モバイルアプリの発展など独自のコンテンツの充実、4)愛国ビジネスへの傾斜、といったところが注目に値する。 SNH48「那不勒斯的黎明」 中国共産党への接近とも評される愛国ビジネスへの傾斜は、旧来からのファン層を減らしていると言われているが、その傾向を示すデータはわかりにくい。むしろ今年も行われたSNH48の総選挙をみると、徐々にではあるが“国民的”なイベントへの足掛かりを作ってきている

    SNH48による“文化の創造的破壊”は終焉へ? 田中秀臣が読み解く“アイドルと中国カルチャー”
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    chintaro3 2017/11/26
     中国政府は何手も先を読んで先回りしてくるよなぁ。
  • アイドルの声優活動なぜ増加? 2つのシーンに起こった変化を読む

    増加するアイドルから声優への転身 10月1日、Dorothy Little Happyの髙橋麻里が、声優活動を開始することを発表した。彼女は同日付けで声優プロダクションのオブジェクトに声優として所属。今後はDorothy Little Happyと声優の両活動を並行して行っていくという。かねてよりアニメ好きであることを公言していた髙橋。2015年にはGEMやX21のメンバーらも参加したドリーム・ユニット、マジカル☆どりーみんの一員としてTVアニメ『ジュエルペット マジカルチェンジ』のオープニングテーマ「マジカル☆チェンジ」を歌ったことはあるが、声優としてはこれが最初の一歩となる。今後の活躍が期待されるところだが、実は近年、彼女のようにアイドルと声優を兼業したり、あるいはアイドルから声優に転身する例が増えているのだ。 乃木坂46『いつかできるから今日できる』(初回仕様限定盤Type-C) 現

    アイドルの声優活動なぜ増加? 2つのシーンに起こった変化を読む
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    chintaro3 2017/10/12
    アイドルと声優アイドルがごちゃ混ぜのイベントを見てると、声の基礎トレーニングの有無の差が歴然なんだよな。
  • s-ken×甲本ヒロトが語る“70年代の熱狂”「火をつけて、燃えるところを見るまでやめられない」

    1990年代初めからプロデュース業に専念し、100以上に及ぶ作品を世に送り出してきたs-kenが、じつに25年ぶりとなるソロアルバム『Tequila the Ripper』をリリースし、5月26日にはビルボードライブ東京でs-ken & hot bombomsのオリジナルメンバーによるプレミアムなライブを行なう。R&B、ファンク、ラテン、ブガルー、ヒップホップなどのテイストを融合したサウンド、ハードボイルドにしてリリカルな歌の世界。1970年代後半から世界中の音楽シーンを生で体感し、日音楽シーンに大きな刺激を与え続けてきたs-kenは作によって、アーティストとしての特異な才能を改めて見せつけることになりそうだ。 今回は『Tequila the Ripper』のリリースとビルボードライブ東京での公演開催を記念して、s-kenと甲ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)の対談が実現。s-kenがプ

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  • 篠崎愛が表現した、“大人の女性”のリアル「今は“HATE”な曲を歌うのもしっくりくる」

    グラビア・アイドル/タレント活動と並行して、2011年からはアイドルグループAeLL.としての活動をはじめ、近年はその抜群の歌唱力を生かしてソロ・アーティストとして活躍する篠崎愛。彼女がミニアルバム『LOVE/HATE』を3月22日にリリースした。ジャズのスウィング感を生かした歌謡ポップで、これまでのイメージを痛快に裏切った2016年のメジャーデビュー・シングル表題曲「口の悪い女」や、ディスコに乗せてピュアな女の子の気持ちを歌った2ndシングル楽曲「TRUE LOVE」を筆頭に、様々な楽曲が収録された今回の作品テーマは“女性の多様性”。ポップな序盤から曲が進むごとに切ない楽曲が増え、妖艶な歌声や歌詞にドキッとさせられる終盤まで、25歳になった今の彼女の豊かな表現力が詰まっている。初回限定盤には、彼女の歌声をストレートに楽しめるカバー曲を収めたディスク2も付属。ソロ・アーティストとして新たな

    篠崎愛が表現した、“大人の女性”のリアル「今は“HATE”な曲を歌うのもしっくりくる」
    chintaro3
    chintaro3 2017/04/01