女児に絶大な人気を誇るテレビ朝日のアニメ「プリキュア」の第六弾「フレッシュプリキュア!」(日曜午前8時30分)が今月一日に始まった。シリーズ六作目突入は、国内外で一大ブームになった「美少女戦士セーラームーン」(1992−97年)の五作を上回る記録。「女の子は成長が早く、すぐ飽きられる」といわれヒットが出にくい女児向けアニメで、プリキュアが支持される理由は−。製作した東映アニメーションの梅沢淳稔(あつとし)プロデューサーに聞いた。 (石原真樹) プリキュアは、普通の中学生の女の子が戦士に変身し、悪を倒す物語。取り立てて珍しい話ではないが、シリーズを通して幼児向け番組としては高視聴率を維持。第五弾の平均視聴率は5・6%だった。