パーソナルメディアは3月11日、T-Engineベースの超小型アプライアンス「Teacube」を発売した。19万8000円で、3月下旬から出荷する。 TRONベースの組み込みプラットフォームであるT-Engineをベースとした超小型アプライアンス(関連記事を参照)。サイズは52(縦)×52(横)×45(高さ)と手のひらに載るサイズ。 販売するのは、NECエレクトロニクスのVR5701/333MHzを搭載した「Teacube/VR5701評価キット」。16Mバイトフラッシュメモリと64Mバイトメモリを搭載し、1280×1024ピクセル表示可能な外部ディスプレイ出力やUSBポート、シリアルポートなどを標準装備する。OSは仮想メモリ対応を拡張した「PMC T-Kernel」が添付される。 キオスク端末や図書館の蔵書検索端末、工場のライン監視機器といった用途を想定し、SIベンダーらに採用を働きかけ