「アパホテル」を批判しつつも歴史修正主義に関しては「言論の自由」で擁護する古市氏と古谷氏 共に「若手論客」として知られる古市氏と古谷氏の「アパホテル」に関する論考を拝読させていただいたが、リベラル寄りの古市氏も保守寄りの古谷氏も異なる視点からとはいえ「アパホテル」に対してある程度批判的であるという点は一致しているようだ。それは別に個人の見解であるから別に良いとして、一点どうしても気になる点があったので一応指摘させていただく。それは両者の「言論の自由」に関する現状認識の甘さである。 古市氏はアパホテルが「ホスピタリティ」産業である「ホテル」である以上、「ホスピタリティ」の観点から政治的中立性が求められ、またこのような事態が見逃されることによって訪日観光客の減少に繋がるのであればそのこと自体が「日本の国益を損ねる」のではないかと指摘している。 他方、古谷氏はアパホテル側が奉ずる「コミンテルン陰
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