自らのアイデアをネット上でプレゼンテーションして、賛同者から資金を集める「クラウドファンディング」。日本でも「READYFOR?」や「CAMPFIRE」など、さまざまなサービスがリリースされ、クリエイターや起業家などが利用するようになってきました。開業やリニューアルにまとまった資金が必要となる飲食業でも、成功例はたくさんあります。 2014年9月から東京・丸の内で営業している弁当屋「おいしいプラス」は、開業資金をクラウドファンディングで集めたことで有名なお店です。 クラウドファンディング社が、有名日本料理店「青山えさき」の江﨑新太郎シェフに弁当屋の出店を持ちかけたことがきっかけでした。それまで同様の提案を断ってきた江﨑シェフですが、「500キロカロリー以下、糖質40グラム以下のヘルシーな弁当」というコンセプトに共感して承諾。 クラウドファンディング社が自ら立ち上げた「jitsugen」とい