自動車用プラスチック部品メーカーの作業場に保管されている多くの巨大な金型=愛知県で2024年7月5日午後3時21分、大原翔撮影 あなたの自宅に他人の私物で埋め尽くされたスペースがあるだろうか? それらは捨てられず、いつでも使えるよう管理しなければならない。しかも何十年にもわたり、無償で。信じられないような話だが、そんな慣行が日本の製造業でまかり通っている。 多くの下請けが連なるものづくり産業で、不適切な取引慣行が横行しています。実態に迫ります。 【関連記事】 ・「邪魔で仕方ない」金型を自腹保管 日本で横行(この記事) ・30年放置「これさえなければ」 金型保管、問われる下請け法の運用 ・「下請け」→「中小受託事業者」 法律の用語変更、背景と影響は ・一括払い頼んでも24回分割に…下請けを苦しめる自動車産業の悪習 【識者インタビュー】 ・金型問題の背景に「長期・継続的な取引関係」日本ものづく
![「邪魔で仕方ない」金型を自腹保管 日本で横行、下請けは泣き寝入り | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa0fdb14eae564914fa20b82b065af2fd722777b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2025%2F01%2F24%2F20250124k0000m020203000p%2F0c10.jpg%3F1)