13日に投開票された石川県知事選に立候補し落選した自民党前参院議員の山田修路氏(67)が、選挙期間中の集会で、対立候補の馳浩氏を全面支援する自民党本部を批判し「ロシアがウクライナに攻め込んでいる。同じことが(知事選で)起こっている」と発言していたことが14日分かった。 発言があったのは、3日に石川県能美市で開かれた演説会。山田氏は、自民党本部が首相経験者ら有力者を馳氏の応援に送り込んでいるとして「東京で知事を決めたのだから黙れということだ。これを許しては民主主義は崩壊する」と批判。党本部の姿勢はロシアと同じだと訴えた。 山田氏を支援した石坂修一県議も別の集会で「石川を東京の管理下に置こうとしている。悪い言い方をしたら、ウクライナを侵略するロシアのプーチン大統領ではないか」と批判した。
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