【読売新聞】 川崎重工業は、発電用燃料として需要が拡大する液化水素の大型運搬船の建造に乗り出す。船舶分野でも強まる環境規制を見据え、大型船では世界で初めて重油の代わりに水素を動力源とする。2026年度中に完成させる計画で、政府も補助
川崎重工業(神戸市中央区)は30日、25年ぶりに建造した高速旅客船ジェットフォイル(JF)を、発注元の東海汽船(東京)に引き渡す。主に本土と離島を結ぶ航路に使われるが、需要が限定されるため、今回の建造まで四半世紀の空白が生じた。中韓勢との受注競争が激しく、川重は国内建造を高付加価値の特殊船などに特化。JFもその一環で、再開ではさまざまな技術上の困難を克服した。引き渡しを前に、復活への舞台裏を関係者に聞いた。(長尾亮太) 川重は1987年、開発元の米ボーイングからJFの製造販売権を取得。95年までに15隻を建造し、離島航路の需要を満たしたため建造を止めていた。しかし2005年前後から、老齢船の更新に備えて運航各社から建造再開を望む声が上がった。 「船体が小さいのでどんな港にも着岸しやすく、荒波でも安定して進める高速船はJFしかない」(佐渡汽船の担当者)。建造技術や部品調達網を保持したい川重も
離岸のためナッチャンWorldのウォータージェット推進器が作動する様子。 ナッチャンWorldの船尾に4基備えられたウォータージェット推進器。 ウォータージェットノズル 噴出口には急減速・後進用のカバーが降りている。 ウォータージェット推進(ウォータージェットすいしん、英語: water jet)とは、船舶の推進方式の1つで、進行したい方向と逆に高圧の水流を噴出する事により、推進力を得る方式である。英語圏では「ハイドロジェット推進」や「ポンプジェット推進(pump-jet)」などとも呼称される。 ウォータージェット推進は、船底から汲み上げた水を、主機(動力源)により動作する高圧ポンプで、基本的に後方のノズルから勢い良く吐出する事で推進力を得る方式である。ただし、大型の船の場合には、後方以外にも噴出させて、船体の移動方向を変えたり、場合によっては進行方向とは逆に噴出させて、制動をかける場合も
El Despacho Desordenado ~散らかった事務室より~2015年1月4日から「Diario de Libros」より改名しました。 メインは本の紹介、あとその他諸々というごっちゃな内容です。 2016年4月13日にタイトル訂正。事務机じゃなくて「事務室」です(泣)。 ここに一冊の本があります。『不撓 日独潜水艦協同訓練時代を偲ぶ』と題された通り、この私家版本は著者の海軍下士官時代を中心にした回想録です。彼は機関兵から、志望だった潜水艦に乗り組んで最終的に機関兵曹長になりました。 そんな彼の乗り組んだ潜水艦の一隻が、ドイツから日本に譲渡されたUボート「Uー511」でした。1941(昭和16)年12月8日と「くしくも日米開戦の日に竣工」(p.84)した本艦は1943(昭和18)年5月にドイツはキール軍港を発ち、当時日本占領下にあったマレー半島ペナンを経て同年8月7日に呉に入港
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