クヴェヴリで造られたアンバーワインを注ぎ合い、タマダが「ガウマルジョス」を連呼する、ジョージア式宴会・スプラ。 慣れない用語ばかりで難解なように思えるが、在日ジョージア大使館に教えを乞うて実践してみたところ……これが最高に楽しい! ジョージアという国をご存知だろうか。 南コーカサスに位置する共和制国家で、西を黒海、おとなりロシア・アゼルバイジャンを飛び越えると東はカスピ海に、挟まれるように位置する。 筆者のようにコーカサス地方がどの辺かがわからん人向け、ざっくり世界地図(国境などはGoogleMapを参考にしています)。 コーカサス地方はワイン醸造の最古の地といわれている。 紀元前6,000年頃の遺跡が見つかっており、後述する独特な製法と合わせて、2013年にユネスコの無形文化遺産に指定された。 そんなワインの国らしく、ジョージアには独特な宴会の作法があるらしい。 「სუფრა(スプラ)」
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