『江戸川乱歩の美女シリーズ』(えどがわらんぽのびじょシリーズ)は、1977年から1994年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で17年間放送されたテレビドラマシリーズ。 本作は、大人の視聴者をターゲットに据え、江戸川乱歩の作品を現代風にアレンジしたテレビドラマのシリーズである。 本作は名探偵・明智小五郎を主役としているが、原作となる作品の中には、「魅せられた美女」(原作:『十字路』)のように、明智シリーズとは無関係の作品を基にしている場合もある[1]。 本作では、トップ女優の官能的な演技とヌード[注 1]、中盤でのカーチェイス、物語終盤に死亡したかと思われていた名探偵・明智小五郎が、別人物に成りすまして登場し、犯人の前で変装を解く場面[注 2]、悲劇的なラストシーンが恒例となっている。 天知茂が明智に扮して1977年から死去する1985年まで25作品が制作され、その後、北大路欣也[2]が2代