マツダは東京ビッグサイトで開催中の国際福祉機器展で手動運転装置を備えた『ロードスター』を公開した。マツダが手動運転装置付車を自ら手掛けるのは初めてで、同じく初展示している『アクセラ』の手動運転装置付車とともに年内の発売を予定している。 ロードスターの手動運転装置付車は、センターコンソール横に配置されたコントロールグリップでアクセルとブレーキの操作ができ、またステアリングには握ったままで回転操作できるノブを備えている。さらにステアリング右側のスポーク内に備えたパドルシフトでシフトチェンジができる仕組みで、これによりアクセルとブレーキは左手で、ハンドルとシフトチェンジは右手のみでできるようになっている。 開発に携わったマツダ商品本部の田中賢二主査は「マツダはこれまで手動運転装置付車を製作していなかった」としたうえで、「ロードスターとアクセラの手動運転装置付車を年内に発売する目標で進めている」と