17日に投開票された兵庫県知事選は、斎藤元彦氏(47)が、インターネットの後押しを得て知事に返り咲いた。 ネットを使った選挙に詳しいネットコミュニケーション研究所の中村佳美代表は、斎藤氏や陣営以外からの「援護射撃」が大きな影響を与えたと指摘する。 フォロワー数は稲村氏の10倍以上 研究所は、知事選について、斎藤氏や前同県尼崎市長の稲村和美氏(52)を中心に、インスタグラムやユーチューブの投稿の拡散状況などSNS(ネット交流サービス)上の動きを分析、報告書にまとめた。 報告書によると、両者のインスタグラムとX(ツイッター)の公式アカウントのフォロワー数、ユーチューブのチャンネル登録者数は、斎藤氏がいずれも稲村氏を10倍以上、上回った。
