昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第21回公判が19日、東京地裁であった。検察側は、夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=からパソコンの「買収リスト」の削除を依頼されたインターネット業者の供述調書を朗読。克行被告がリストを消去して復元不可能にするよう求めた内容などを明らかにした。案里被告の陣営スタッフだった元石川県議の調書も読み上げた。 【検察側が読み上げたインターネット業者の供述調書】 インターネットとコンサルティングの業者の代表取締役として昨年11月ごろに克行先生から依頼されて、パソコンデータを復元不可能な状態に消去しました。私の経歴は大学を卒業後、衆院議員の秘書を務め、コンサルを経て、2015年から代表取締役をしています。インターネットやSNS(会員制交流サイト)のコンサル業務をしています。16年ごろから知人の
![ネット業者供述調書<1>克行被告「流出したらまずいもの消したい」 | 中国新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ddbf19e290b5e0bb20541c00d75440a57ede7bf2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fchugoku-np.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fsite%2Fdefault-icon.png%3Frb%3D202004221722)