テリー・ギリアム、『ドン・キホーテを殺した男』裁判で敗訴 ― 映画の権利認められず、各国での公開が不透明に Photo by Vegafi https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Terry_Gilliam.jpg Remixed by THE RIVER 『未来世紀ブラジル』(1985)や『12モンキーズ』(1996)などで知られる鬼才テリー・ギリアムが、新作映画『ドン・キホーテを殺した男(邦題未定、原題:The Man Who Killed Don Quixote)』の権利を失ったことがわかった。 『ドン・キホーテを殺した男』は、ギリアムが約19年の歳月を費やしてきた悲願の作品だ。2000年に製作が始められて以来、あらゆるトラブルによって完成に至っておらず、2002年にはその舞台裏がドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』としてまとめら