安倍晋三前総理大臣と岸信夫現防衛大臣の実兄で、三菱商事パッケージング代表取締役社長の安倍寛信氏が初の著書『安倍家の素顔 ―安倍家長男が語る家族の日常― (オデッセー出版)』を出版した。 岸信介元総理大臣を輩出した岸家と安倍晋太郎元外務大臣を輩出した安倍家という両家の系譜を継ぐ著者が、貴重な秘蔵エピソードを織り交ぜながら安倍家の素顔を語った回顧録的な一冊である本書。祖父の代から父の代、そして現在へと三世代に渡る一家の物語が、温かい思い出とともに家族視点で綴られている。今回は著者の安倍寛信氏にインタビュー。安倍家の長兄として伝えたかったこと、一家の歴史を掘り起こす中で見つけた気付きや発見、そして第一次・第二次合わせて憲政史上最長となる政権のリーダーを担った実の弟のことをどういう眼差しで見守ってきたかなど、本書に込めた想いを語ってもらった。 ―本書には世間に伝わっている安倍家という家族の真実の部