韓国の有名化粧品メーカーと契約を結び、オンラインショッピングモールのディーラーをしていた友人の話です。ほぼ10年経ったので、その友人の悔しい気持ちが、少しは癒えているといいのですが。 その友人がしていた仕事はオンラインショッピングモールに化粧品を卸す一種の問屋だったのですが、単純に化粧品を提供するだけでなく、ショッピングモールの運営方法や顧客管理など、それなりの秘法を伝授してあげる役割もしていました。 初期には苦労もしましたが、3年ほど経つと会社も安定し、お金を稼げるという確信もできました。そんな中、化粧品会社が直接ショッピングモールの管理をするとして、取引停止の通知をしてきたのです。オンライン取引があまり多くない時代から、夜も寝ずに苦労して事業を育てたので、その時はまさに青天の霹靂でした。 会社にお願いもしてみて、要路に陳情もしてみましたが、契約書に1年ごとに更新すると書いてあったため、