ボクより少し若い柔道家の友人に貸していたDVD「英国王のスピーチ」が帰ってきた。 友人いわく、 「あの時代にプラモがあるのはおかしい。プラモデルは戦後のもんでしょ」 「組み立ててもイイよとセリフで云ってるのに、画面では塗装してるのもおかしい」 とのコトなのだが… うむむむ。 実は、それ、違うのだ。 でっかい体躯の友達には口答で返答したけど、ここにも書いておこう。 プラモデルというカタチが日本で普及したのは昭和30年代というのが我が国での定説ゆえ、また事実そうだから、だから友人もチョット間違ったのだとは思うけど、英国では、日本のそれを遡る40年近い前に、プラスチック・モデルは既に販売されているのだ。 原材料はセルロース。だからいさささ火に弱いという欠点があるけれども、プラスチックという系譜のスタートには違いない。 これの登場は1936年。 「英国王のスピーチ」に登場のプラモデル・シーンは、ま