本記事の読者層向けに「バッファローの」と書いたが、実際の「おもいでばこ」ユーザーは、バッファローというメーカーのことはほとんど何も知らないはずである。なぜならば、本体にもリモコンにもBUFFALOの赤いロゴはどこにもなく、本体底の製造番号シールのところに小さく「Buffalo Inc.」と書いてあるだけだからだ。 われわれIT/PC系オジサンの知るバッファローは、ヨドバシやビックカメラのストレージ売り場やLAN売り場の目立つ場所にやたらと箱を積み上げるメーカーであり、アキバの裏通りで「玄人志向」シリーズを売るメーカーだ(現在はグループ内の別会社)。ストレージやルータは、その時々で最も最新規格に対応し、最も速く、そして店頭に早く並ぶことが求められる。競合他社が2万9800円で売れば、2万9500円で売るような、ヒリヒリしたビジネスだ。 一方「おもいでばこ」は、そのバッファローから20光年ぐら
フラットベッドスキャナーが急に必要になったのだが、困っている。 我が家には妻が使っていたキヤノンの古いフラットベッドスキャナーがあるのだが、MacでもWindowsでも最新OSで使えない。ドライバが動かず認識しないのだ。 その後継製品であるキヤノン「CanoScan CS LIDE400」はおよそ1万円の手頃な価格で評判も良いのだが、キヤノンのオンラインショップで4カ月待ちだ。 それもそのはず、このモデルは2018年発売。3年間、この分野では新製品が出ていないのである。即納できないということは、需要が少なくて生産数も抑えているのだろう。以前はこのカテゴリーで出していたエプソンも4万円台の製品があるだけだ。 パーソナル向けスキャナーの世界はいつの間にかPFUの「ScanSnap」に代表されるADF(オートドキュメントフィーダー)が付属したドキュメントスキャナーが主流になっていて、以前は1万円
まずはこの動画を見てほしい。何の変哲もないじゅうたんの写真を、「Photoshop」で拡大したり縮小したりしただけのものだ。 お分かりいただけただろうか。じゅうたんを俯瞰で収めた写真が、「マクロ撮影か!?」といわんばかりに毛の1本まで解像している様を。 この写真を撮影したのは、ソニーが9月6日に販売を始めたフルサイズミラーレスカメラ、「α7R IV」。先代の「α7R III」をブラッシュアップし、6100万画素の高画素機センサーを搭載した。重厚なスペックでありながら、ボディの重量は580グラムと先代とほぼ変わらず、フットワークの良さも残している。 6100万画素というのは、現状のフルサイズ機の中では最高画素数。より上位のセンサーサイズを見れば中判ミラーレスである富士フイルム「GFX100」の1億画素があるが、フルサイズと中判の面積比は約1.67だから、画素ピッチはほぼ同じだ。 しかしα7R
古いフィルムカメラをもう再び使ってみよう…と試行錯誤しておりますが、1つ残った問題が「如何にして現像されたフィルムをデータにするのか」。 昔みたいにいちいちプリントするのも不経済だし、やっぱり撮影した写真はデータとして持っておきたい。それならクラウドにあげたり、スマホやタブレットで見たりできますし、ツイッターやブログにもすぐ使えますので。 フィルム現像の際に同時にデータを作ってもらう方法もあるんですけど、自宅にあった古いスキャナーでカンタンにできました。 【目次】 自宅にフィルムの読めるスキャナーがあった 試しにスキャンしてみましたが… GT-X820は光学で最大6400dpiの解像度でスキャンできるけど、実用上そこまでの解像度は不必要。 GT-X820には後継機があるけど、違いはスキャン速度がちょっと早いぐらいらしい ホコリ取りの機能がよく効いている 自動で12枚の写真を切り分けてファイ
◆はじめに ご無沙汰しております。。花粉症と確定申告で死にそうなますくです。 今回はホットな話題ということで、Twitterでも物議を醸したフォトグラメトリーについての検証記事を書きたいと思います。 皆様はPhotogrammetry(フォトグラメトリー)をご存じでしょうか。 一言で説明すると写真から3Dモデルを生成する技術です。 先ずはこの記事を書くきっかけになった著者のツイッター投稿を御覧下さい。 写真110枚くらい、解析時間13分くらい。これすごいんとちゃいます? pic.twitter.com/UScFKGnj9L — ますく@ CGやさん (@mask_3dcg) 2018年2月21日 この動画は、110枚の写真から3D化をした際のキャプチャ動画で、パット見写真なのか3Dなのか分からない不思議な感覚になる作業の様子です。 何気なく投稿した割に、FABとRTの合計が1万5千超え、動
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