日本人においてインターネットを使う「ふつうな人」と「ふつうな人ではない人」の違いは、インターネットに対して「反応してくれる人への期待値」の差ではないかと思う。 最近話題の例だと、クローズドなLINEにタイムラインがついて不要と言う人は、そこに期待する抽象的なサークルがないからだけだし、逆に、LINE上に本人にとって不特定に近いサークルができてくれば、あいまいなコミュニケーションのためにタイムラインは必要になっても良いだろう。(LINEのタイムラインの難しさはパーソナルとグローバルの両方が混在してしまうことなんだろうけど。フォーマルとカジュアルというか) メッセンジャーというのは、特定の人への連絡手段なので、基本的に返信を期待しているし、目的も明確だ。だからユーザーにハマると強固なアクティブ率を誇るわけだが、タイムラインというのは、もう少し不明瞭なコミュニケーションのバッファ的役割になる。