linuxでユーザごとにシステムリソースの制限をかける。 linuxでkernel単位でシステムリソースの制限をかける場合はこちらを参照のこと。 linuxサーバ構築時に設定が必須のパラメータと言えば/etc/sysctl.confである。 しかしここはカーネルパラメータを記述する設定ファイルであり、 つまりシステム全体で利用可能なリソースの制限を行うためのファイルである。 ユーザ単位での上限は変更できない。 ulimitコマンドを使えば設定を変更することができる。 サーバ再起動時には元に戻るので、設定を永続的にするためには、 /etc/security/limits.confに記述しておく必要がある。 サーバのチューニング時に必ずするポイントの一つだろう。 例としてファイルディスクリプタ数とプロセス数を30000に変更する。 ◆ testというユーザの現在のシステムリソースの制限値を確認