リーダブルなテストコードについて考えよう~VeriServe Test Automation Talk No.3~で発表した資料です。 【発表資料中のURL】 ※複数…

はじめに この記事では、個人プロジェクトとしてRust言語でリレーショナルデータベースを開発した経験(もう五ヶ月も前...)について、その成果と反省、得た学びを共有します。 DBMSを自作した理由 自分がDBMSの自作に着手したのは、『Designing Data-Intensive Applications』という本の内容を深く理解するためでした。 この本は、データシステムの設計と運用において最も大切な「信頼性」、「拡張性」、「保守性」を保証する方法論を、豊富な文献を引用しつつ、理論と実践の橋渡しを巧みに行いながら、丁寧に説明している名著です。読んだことがない人は速攻購入してくだい。本当にいい本です。 この本は、データベースの内部構造に関する話も豊富に含まれていたので、「データベース自作してみようか...」という気持ちになりました。 Rustを採用した理由 データベースの実装のついでに、
キャッシュメモリがメモリアクセスにおいてどれだけの効果を持つか、実験によって確かめます。 00:00 前置き 00:37 キャッシュメモリとは 04:20 実験方法 07:07 結果 09:08 まとめ テキスト https://speakerdeck.com/sat/kiyatusiyumemorifalsexiao-guo 本動画シリーズは以下の本をなぞるように進めていますが、しょっちゅう脱線します。よろしければお買い求めください。 https://amzn.to/3RVWdo3 メンバーになるにはこちらをクリックしてください。とくに特典はないですが、メンバー数が多くなるとうれしくなって動画をアップロードする頻度が高まるかもしれません。 https://www.youtube.com/channel/UCgrUyRFiHhV607Orhriau6w/join
要旨 コメントを適切に記述することは、特にインターフェイス(クラスやメソッド)において重要です。これにより、直感性が高まり、抽象化が十分に行われているかを確認する手助けになります。そのため、コメントはソフトウェア設計プロセスの重要な一部と位置づけられます。 2種類のコメントタイプ まず、コメントを2種類に分類します。 1️⃣ コードをより詳細化するコメント(lower-level comment) 2️⃣ コードをより抽象化するコメント(higher-level comment) どちらも必要なコメントとしつつ、本書では後者のコメントをより重視しています。 1️⃣ コードを詳細化するコメント(lower-level comment) 変数名などに残すタイプのコメントで、宣言した対象の単位や境界値、null許容などの詳細を明示することで、コードの正確性を高めます。こちらのタイプのコメントも必
この記事は MICIN Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。 前回はSaneさんの「データ基盤チームで社内インターンをやってみて」でした。 はじめに abekohです。MICINでMiROHAの開発をしております。 本記事では、書籍等から得た設計・実装パターンの知識や、実際にプロダクト開発で試して得られた経験などから編み出した、開発効率向上のためのWeb API開発のプラクティスを紹介します。 筆者が関わっているMiROHAは治験の業務支援を取り扱うプロダクトです。MiROHAの開発における特性として、以下のようなものが挙げられます。 治験業務に関するドメインが特有で複雑 前例が少なく、MVPを追求中。プロダクトのアプローチが頻繁に変わる 外部品質は高い水準が求められる これらの特性を意識して開発を促進させるために日々試行錯誤しております。 複雑なドメインに対す
はじめに こんにちは、23卒でバックエンドエンジニアをしているたかしゅんです。 私の所属しているプロダクトではサーバーサイドの開発言語としてGoを採用しております。 チームでGoの勉強会をした際にあまりにもGoの流儀や綺麗な書き方を理解していなかったので、以下の書籍を読みました。 [Go言語 100Tips ありがちなミスを把握し、実装を最適化する] この書籍から得た知見、プルリクエストのレビューで受けたアドバイス、そしてコードレビュー時に意識すべき点などを基に、知識を整理し共有したいと思います。 基礎文法は理解しているけど、実際のプロダクトで何を意識して書けば良いのかわからない方に、少しでも参考になれば幸いです。 1. コード 1.1 不用意にネストしない 可読性の悪いコードには命名、一貫性、書式など様々な原因がありますが、その中の重要な原因の一つとしてネストが関係します。 よくある例と
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? この記事は DeNA 24 新卒 Advent Calendar 2023 の 23 日目の記事です。 TL;DR DBMSの基本的な仕組みを知るのに有益だったリソース CMUのDBMS講義 先人の素晴らしい自作DBMSの解説記事&ソースコードリーディング 小さな小さな自作DBMSの設計と実装 最小限SELECTやINSERTなど基本的なSQLが動く この記事のゴール データベースの内部構成を超ざっくり理解するために有用なリソースを知り、そして(全開発者のロマンである)自作 DBMS に一歩踏み出すきっかけになればうれしいです。 モチベ
アジャイル型の開発が導入されていない現場であっても、そして一人であっても、実践可能なアジャイルに関するプラクティスは存在します。 例えば、自動テストや、テストファースト、テスト駆動開発(TDD:Test Driven Development)です。ユニットテストフレームワークを使ってテストコードを書いて開発しながらテストを実行する「自動テスト」、実装の前にそのテストコードを書く「テストファースト」、テストと実装を繰り返しながらインクリメンタルに設計・開発を行うのが「TDD」。これらプラクティスのなかで、はじめの一歩となるのが自動テストですが、1人で実践するには、どこからはじめるか、どうテストを組み立てればよいのか、あるいは自分のテスト方法は適切なのか、不安を持つこともあるでしょう。 そこで本稿では、さまざまなチームや組織へのテスト手法の導入を支援し、精力的に講演や執筆などを行ってきたこの分
2023 年は念願叶い業務でも趣味でも Go を触ることができました。 そんな 2023 年での Go での気づきに思いを馳せ、タスク管理をするような簡単なサーバーを構築しそのプロジェクトレイアウトをご紹介してみます。 気づきといっても読む方にとっては当たり前のことかもしれません。 また、プロジェクトレイアウトはこれが正義だとは思っていません。紹介するレイアウトは業務では使っていないです。運用などもまともにしたことはありません。私がそこそこの規模のサーバーを新規で構築するならこんな風にしようかなって記事です。 気づき interface を満たすためのコードって VSCode で自動生成できたんだ よくおまじないとかファクトリー関数の戻り値とかで構造体が interface を満たしているかどうかを確認することがあるかと思います。 package main import "context"
特に個人開発者向け!CodeRabbit(自動レビューツール)を使えばコードの健康まで得られることに気づいた話 ↑by Image Creator from Microsoft Bing CodeRabbitのレビュー もう初回コードレビューはAIに任せる時代になった - CodeRabbit -を読んだ。レビューはとても負担が多く、時間もかかる。これをAIがやってくれたら、こんな有難いことはない。というわけですぐに使ってみた。 CodeRabbitを使った結論 結論から書くと、レスポンスも速く、技術レベルも高く、気を使う必要もない上に、コミュニケーションも出来る。若干問題に対して答えを言いすぎるキライはあるが、これも使い方に依る。さらにレビューを意識することでコードの健康まで得られてしまう。良いことしかない。 CodeRabbitの価格体系 気になっていたのはやっぱり価格だが、調べてみた
こんにちは、あるいはこんばんは。すぱ..すぱらしいサーバサイドのエンジニアの(@taclose)です☆ 弊社では先日テスト駆動開発(以降、TDDと呼ぶ)ハンズオン勉強会を開催しました! 今回の記事の内容はズバリ2つ 誤解してる!?テスト駆動開発の良さ!学ぶ事の意味! TDDハンズオン勉強会を開催する意図や実施内容、感想! 読者のターゲットは TDDを誤解している人 TDDハンズオン勉強会を弊社でもやろう!とか思ってる人 を想定していますっ。 誤解されがちなTDD、記事にするには書ききれないTDD...なるべく小難しい内容は省いて興味を持ってもらうための記事を書いてみようと思います! テスト駆動開発(TDD)は良い物だ! テスト駆動開発(TDD)とは何か? TDDに対する誤解 TDDハンズオンについて TDDハンズオンの趣旨 TDDハンズオンの計画 事前準備 スケジュールと概要 TDDハンズ
Go は Web 開発に向いているか? 最も向いている領域は「CLI ツール」「ミドルウェア」「マイクロサービス」だと思っている。なぜならそれらはコードベースを比較的小さく抑えることを前提としているからだ。 Go は大きなコードベースを抱えやすい設計の言語になっていない。 ミドルウェアとマイクロサービスに関しては小さく作ることが正義。 CLI ツールに関しては単一責務なツールであれば小さくなるが,複数を束ねるツールであっても Web サービス開発に比べれば考えることは少なくて済む。 Web 業界における「一般的な Web 開発」,すなわちモノリスを基本とした中規模以上の開発にははっきりと 向いていない と言うべきだろう。 フラットパッケージは正義か? 私が SNS で何度か言及した以下の記事がある。 フラットパッケージ戦略は,確かに Go の文化圏においては一定の支持を集めている。Go の
先日 "Python の「仮想環境」を完全に理解しよう" というスライドを公開したらかなり反響がありました。 Python の開発環境の構築は、正直言ってかなり複雑だと思います。 pip・venv・pyenv・Pipenv などなど、似たような名前・似たような役割のツールがたくさん登場して、最初は全然意味が分かりません。 慣れればなんとかなるのですが、慣れるまではかなり苦しいです。 このようにとても難解であるにも関わらず、Python は機械学習などでよく使われることから、避けられないことも多いです。 そこでこの記事には、「そもそも Python の開発環境にはどんな観点があるんだ?このツールはなにを解決してくれるんだ?」という話をまとめます。
ログの出力場所 ログは、開発者や運用担当者が見つけやすい箇所に出力することを原則としましょう。ファイルに出力する場合は、logディレクトリなどを作成しておくことをお勧めします。基本的に、出力先は以下の4つが想定されます。 ・ファイルに出力する コンソール外で起動するアプリケーションに使用される方法です。 ・標準出力 コンソールから起動するアプリケーションで使用されます。途中経過などを出力するための出力方法です。 ・外部ログ管理ツールのファイルに出力 外部のログ管理ツールを用いることが可能な場合は、専用のログ記録場所に出力することを推奨しています。 ・外部システムへ出力 開発者・運用者の作業やコミュニケーションを円滑に行うために、Slackなどのチャットツールに出力するケースもあります。ただし、稼働率に注意する必要があり過度なログの出力は控えるようにしましょう。 基本的に、外部ログ管理システ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く