I.理系の一生 1.理系への進学 高校のときは、人付き合いが苦手で、数学が好きだった。 周りからは、おまえは理系に進むしかないといわれた。 大学の理工学部に入学した。とりあえず、好きなことができると思い嬉しくなった。 2.大学生活 大学は実験が大変だった。文系の人は、遊んでいるように見えた。 毎日、難しい数式が黒板に書かれていく。だんだん、理系に入ってよかったのか不安になってきた。 どうして、こんなに難しいことを勉強するのだろうかと疑問になった。 社会の役に立つには、化学式や微分方程式が必要なのだろうか。 そんな疑問を感じたら落ちこぼれる。必死で黒板の化学式、方程式をノートに写した。 3.就職 大学を卒業して、就職をした。理系の卒業生だったので、就職は難しくなかった。 どうして理系は就職が有利なのか不思議に思った。 そして、技術者としての一歩を踏み出した。やりたいことができると思うと嬉しか