2020年9月30日をもってオタクの電脳ブログはサービス終了いたしました。 長らくの御愛好誠にありがとうございました。
もういい加減「はやぶさ」ネタはやめようと思っているんだけど、あまりにプロパガンダが酷いんで看過出来ない。 まぁこの点は「マスゴミ」も「ネトウヨ」も同じなんだが。 科学予算削減の民主、はやぶさ絶賛は「現金過ぎ」 「あきれる声」とか事実誤認もはなはだしい。まぁ、JAXAの予算が削られてるというのは、政治のせいではあるのだけど。 まず、事実として「はやぶさ2」は昨日今日始まろうとしたプロジェクトではない。一連の流れは、私がここで一々説明しないでも、松浦さんの日経BPでの連載を見てもらうといい。 松浦晋也の「宇宙開発を読む」 松浦晋也の「宇宙開発を読む」 面白い記事だし、私がここで恣意的にまとめてもしょうがないんで、リンク先を読むといい。特に象徴的なのは、 実現の瀬戸際に立つ「はやぶさ2」 これを読めば、「はやぶさ2」が始まってくれないのは、「民主党」のせいではないことがわかる(3年前の記事だ)。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日深夜、7年間に渡った航海を終えて地球に帰還。14日深夜0時より、相模原キャンパスにおいて川口淳一郎プロジェクトマネージャによる記者会見が開催された。 JAXAの川口淳一郎・はやぶさプロジェクトマネージャ。ほぼ完璧な再突入に、笑顔も見られた オーストラリアで撮影された再突入の写真を見つめて感慨深そうな川口プロマネ 小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)は、小惑星からのサンプルリターン(試料の持ち帰り)技術の確立を狙って開発されたもの。2003年5月9日にM-Vロケット5号機で打ち上げられ、2005年9月に小惑星イトカワに到着。2回の着陸を行い、このほど地球に帰還した。途中、幾度となく重大なトラブルに見舞われ、その都度不死鳥のごとく蘇る様は多くの人に感動を与え、社会現象にもなった。 会見の冒頭ではまず、川口プロマネから状
さまざまな困難を乗り越てきた小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日、7年の旅を終えて地球に帰ってきた。本体は大気圏に突入して燃え尽き、カプセルは午後10時51分ごろ大気圏に再突入、オーストラリア・ウーメラ地区に着陸した。カプセルには小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があり、14日午後4時過ぎ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の回収班が回収した。 カプセルは18日に日本に到着。X線検査では1ミリ以上の砂はみつからなかったが、微細な砂ぼこりが入っている可能性があり、JAXAが分析を続ける。 次世代機「はやぶさ2」の開発は予算の壁にぶち当たっているが、はやぶさの快挙が風向きを変えるか。 最新情報(随時更新) カプセル展示は大人気 「こんなにきれい。これが現実」 はやぶさカプセル、帰還後初公開 「はやぶさ」カプセル、公開初日に1万3000人 カプセル内部は…… 「はやぶさ」微粒子は数十個に は
Nothing can prevent it now. Japan's Hayabusa spacecraft is heading home after its seven-year round-trip to the asteroid Itokawa. A final trajectory correction has been performed and the spacecraft is on target to hit the atmosphere of Earth above Australia shortly before midnight (local time; about 1400 GMT). I wrote earlier in the week about some of the woes Hayabusa experienced as it tried to gr
はやぶさ帰還ブログ @Hayabusa_JAXA はじめまして。Hayabusa_JAXAの中の人の一人、ばあやです。このアカウントでは、他の二人の中の人と一緒に、特設サイトの更新情報や、相模原の日常を、不定期につぶやきます。どうぞ、よろしくお願いしますね。ブログ http://bit.ly/cJLFcx(ばあや) はやぶさ帰還ブログ @Hayabusa_JAXA はじめまして、Hayabusa_JAXAの中の人の一人、IES兄です。特設サイトに「関係者からのメッセージ」という項目があります。最初のメッセージはプロマネの川口先生です。是非ご覧下さい。http://bit.ly/cUYYSs (IES兄)
ついに祭りの日がやってきた。 「はやぶさ」が還ってくる。そう聞いただけで2010年6月13日を特別な日と考える人たちがいる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によるネット中継開始時間までモニタ前に待機しかねない勢いだ。 天文ファンや宇宙開発マニアの枠を越えてファンは大勢いる。動画コンテンツにイラスト、実物大模型から「はやぶさ」コスプレまで、プロジェクトを理解したい、理解したこの気持ちを表現したいという作品があふれている。 「はやぶさ」は凄い。何が凄いって、人が凄い。史上初をいくつ実現したんだ!という野心的なミッション内容だけでなく、前例がないゆえに次々と起きたトラブルを、宇宙機運用技術の粋を尽くして乗り越えたその手腕が凄い。 そして、それに応えた「はやぶさ」も凄い。何かもう意思があって、プロジェクトメンバーの熱意を汲み取っているとしか思えないような挙動の数々。プロジェクト責任者である川口淳一
【研究 – 全般&科学】 <はてなブックマーク群> 新著「疑う力を阻害するもの『科学教の狂信が思考停止に』」掲載|内田麻理香オフィシャルブログ「カソウケンの科学どき技術どき」 『科学との正しい付き合い方』のダメなところ – Not so open-minded that our brains drop out. そもそも科学って好きにならなきゃならないものなのだろうか?: liber studiorum 内田麻理香さんの新刊本『科学との正しい付き合い方』を発端とした議論が各地で湧き起こっているようなのですが・・・どちらかというと傍観者的な立場(といってもブクコメはいくつかつけてますが)からその論争を眺めている身としては、いまいち「???」と感じたり、何かしっくり来ないという印象を覚えることが多いのです。 ところが、そういった論争を見ているうちにはたと気がついたことがあったのでした。
ICT業界動向やICT関連政策を基に「未来はこんな感じ?」を自分なりの目線で「主張(Assioma)」します。 4月27日の事業仕分けで、仕分け人の一人、永久寿夫氏が発した「光より速い通信技術」という発言が話題を呼んでいますね。 ネット上の評判を見ていると、だいたいこのような感想になっているようです。 ・仕分け人の常識を疑う ・タキオン通信登場か? ・相対性理論無視なんて論外 結論として「光より速い技術とかあるわけないよ」という点を取り上げ、この発言に対する誹謗中傷が多いように感じます。 もし、この言葉の意図する所が、この発言の通り「光」の速度を指しているのなら、現在の科学ではその速度を超える事を想像するのは難しいと思います。 しかし、このこの言葉の意図する所が、「現在の光による通信より、速い通信方式が現れたらどうなるか?」という事なら、その可能性は否定出来ないでしょう。というより、既に存
神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues】 「脳トレ」に効果なし:英国での大規模な疫学的調査がもたらした結論と今後の展望 - 当blog / そのはてブ 読売の記事の反響 / 上記エントリの反響 - bit.ly その3日後に湧き起こったはてブ上での論争 / 派生した論争の一例 予想通り、先日ご紹介したエントリは読売の第一報がセンセーショナルだったこともあり、多くの方々にお読みいただけたようです。また、これに伴ってあちこちで議論が湧き起こっているようで、嬉しい限りです。中にはこの論文の反響にとばっちりを受けたかのような話もあったようで・・・。 ともあれ、これまではいわゆる「脳トレ」と呼ばれるトレーニング手法の有効性についてきちんと疫学的調査を行った例はほとんどなかったので、今
科学Neanderthals may have interbred with humans : Nature Newsニューメキシコで行われたannual meeting of the American Association of Physical Anthropologistsで。形質人類学会。 ご存知のようにネアンデルタール人は我々人類の直接のご先祖というわけじゃなくて、我々の祖先と共存していた時代があるらしい別系統の人類であることがわかっている。今回、DNA解析によりネアンデルタール人とヒトは交雑していた可能性が示された。我々のゲノムにその痕跡があるという。 研究者らはアフリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカからの99人種1983人のマイクロサテライトのデータから系統樹を作ってみた。するとネアンデルタール人との交雑が2回起きたとすると最も説明がつくんじゃないかっていう結果
ツイートから拾ったのだけれど、総研大/国立天文台の谷川清隆さんがおもしろいことを書いている。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006433953/ なるほど、英語の論文以外書かず、日本語はというと研究費の申請のときくらい、というのは、優秀な研究者ほどそうなるかもしれない。 しかし、谷川氏は、ここで、「数理科学が日本文化から切り離されてしまう」危機を主張する。 これが英語圏なら、言語の問題に関係なく、それぞれの理数知識に応じるような形で、論文にアクセスできる。 でも、日本では、まず言語の壁が立ちはだかる。 これはまこに悩ましく、日本が英語圏でない以上、仕方がないのだが、とはいえ、国際的な競争のみで科学を捉えていると、「社会からしっぺがえし」をくらうぞ、という警鐘でもある。 具体的には書かれていないのだが、そのしっぺ返しは、科学者にというよりも、我々の社会に来ていて、
前の記事 韓国のネット接続速度が大幅低下:「原因はiPhone」 巨大噴火:そのメカニズムと「生物絶滅」 次の記事 歯痛の謎:「脳は場所を特定できない」 2010年4月22日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Laura Sanders Image: assbach/flickr たいていの場合、人間は痛みを見事に認知する。人さし指に刺さったトゲと、親指を紙で切った傷口を、脳は即座に区別してみせる。しかし、口の中では事態はより難しいようだ。 歯痛の患者は痛みの場所をうまく特定できないことがよく知られているが、その理由の説明に貢献する研究結果が発表された。『Pain』誌で発表される新しい研究によると、上の歯の痛みと下の歯の痛みは、脳には非常に似通って感じられているという。 ドイツにあるエアランゲン=ニュルンベルク大学のClemen
神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - reviews & issues】 元論文:Putting brain training to the test (Owen MA, Hampshire A, Grahn JA, Stenton R, Dajani S, Burns AS, Howard RJ, Ballard CG, Nature. 2010 Apr 20: DOI) 関連記事:No gain from brain training (Nature News. 2010 Apr 20) “Computerized mental workouts don’t boost mental skills, study claims.” 国内報道:「脳トレ」効果に疑問…英で1万人実験 - 読売
Yusuke Suzuki @Y_Suzuki アイスランド噴火:火口の移動により、氷河融解によって3m以上の水位上昇を考えられる地域の住民800名が避難している。 http://bit.ly/d1g2eo 2010-04-15 08:21:24
Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント
科学はてなブックマーク - らばQ:珍しい血液型の男性、半世紀で200万人の赤ちゃんを救う…半世紀で1000回近くの献血id:yu-kuboさんの言う通り、いい話なんだけど何が起きているのかいまいちわからなかったので調べてみた。 珍しい血液型を持つジェームス・ハリソンさんが長年に渡り献血し続けたおかげで、多くの赤ちゃんが救われたという話。 Rh因子は妊娠中に生じる危険因子として知られる*1。母体の血液型がRh(-)で、胎児の血液型はRh(+)である場合に起こる。 母体には本来無いRh因子を胎児の赤血球が持つことで、免疫システムが異物とみなしてこれを攻撃する。母体が抗Rh抗体を作ってしまう。胎児の赤血球が攻撃されれば貧血を引き起こす。これは胎児の造血速度と母体免疫の赤血球破壊速度との勝負になる。抗Rh抗体の抗体価が高い場合、胎児への輸血が必要になる。 妊娠期間中は、胎児の血液は母体に大量には
あのポピュラーサイエンス誌が137年分のアーカイブを無料でWebで公開してるという。 Search the PopSci Archives | Popular Science http://www.popsci.com/archives さっそく少年時代に魂を捉えて離さない「あの記事」を探してみた。 "Maxwell's Demon Comes to Life" Popular Science,June 1947, page 144-145 検索結果をクリックすると、何故だか164ページに出るので、スクロールしてページを戻ると、145ページにこの記事がある。 この記事のタイトルにもなっている「マクスウェルの悪魔 Maxwell's Demon」というのは、ぶっちゃけ分子の門番で、速い分子が来たときには門を開けて、おそい分子が来たときには門を閉じるような存在である。 すると、門のあっち側には
冷めるとき味がしみこむのはなぜか? 愛知県刈谷市立富士松中学校 科学部煮物班 1年 鈴村 直之・早川 優輝 母が昼食を出してくれた。献立は昨夜の夕飯の残りのおでん。母は「何でも、一晩たって冷ました方がおいしいのよ」という。食べてみると、味が十二分にしみこんでいて本当においしい。「理由は分からないけど、温めているときよりも、冷ましているときの方がずっと味がしみこみやすいと、おばあちゃんが言っていた」という。しかし、どうしてグツグツ煮ているときよりも、冷ましているときの方が味がしみこみやすいのか。研究することにした。 〈予備実験:本当に冷めるときに味がしみこみやすいのか〉 ダイコン、ニンジン、コンニャク、豆腐の4種類の食材を、食塩、砂糖、しょう油の3つの調味料で味つけしてゆで、食べ比べた。「水から加熱して5分間沸騰させたお湯で煮たもの」と「5分間沸騰させたお湯で煮てから、最初の温度まで冷や
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