科学コミュニケーションは本来2系統に分かれる：そして今必要なのは第3の系統 – 大「脳」洋航海記

【研究 – 全般＆科学】 ＜はてなブックマーク群＞ 新著「疑う力を阻害するもの『科学教の狂信が思考停止に』」掲載｜内田麻理香オフィシャルブログ「カソウケンの科学どき技術どき」 『科学との正しい付き合い方』のダメなところ – Not so open-minded that our brains drop out. そもそも科学って好きにならなきゃならないものなのだろうか？: liber studiorum 内田麻理香さんの新刊本『科学との正しい付き合い方』を発端とした議論が各地で湧き起こっているようなのですが・・・どちらかというと傍観者的な立場（といってもブクコメはいくつかつけてますが）からその論争を眺めている身としては、いまいち「？？？」と感じたり、何かしっくり来ないという印象を覚えることが多いのです。 ところが、そういった論争を見ているうちにはたと気がついたことがあったのでした。

[kamezo]

この対立する「2系統」が科学コミュニケーターの抱える二律背反だとすると、それはメディア業者と科学者の代理戦争では。科学コミュニケーターにこそ第3の系統を担ってほしい。

[TsumuRi]

「科学そのもの（の楽しさ・面白さ）の宣伝」と「方法論・枠組みとしての科学の啓蒙」皮肉すぎるくらいあちら立てればこちらが立たずに近い関係……

[wackyhope]

「科学そのものの宣伝」と「方法論・枠組みとしての科学の啓蒙」による問題、両者を橋渡しする系統の必要性を提示。

[VodkaDrive]

「わかり易さ」と「正確さ・厳密さ」の融合を目指すと、えてして「わかり難い上に不正確」というダメな物になってしまう。邪教の館の合体事故で外道スライムがコンゴトモヨロシクな気分。

[mobanama]

"異なるベクトルを向く2系統の科学コミュニケーションを橋渡ししてバランスさせる、第3の系統が必要"

[Mochimasa]

いずれにしても間違いが指摘されるべきだという事実に変わりはないし、それは内田氏の言う"疑う心"と合致する。

[arakik10]

興味深い意見なのでブクマ。これは「自然科学」（あるいは「理系」）に限らず学問全般（たとえば「経済」「政策」など）にも通じる内容。ただし、「どのような読者を想定(100文字越えた) http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20100507/p1

[charliecgo]

理研のプレスリリースみたいな、同じサイト内で簡単版と詳しい版の両方が見れるのなんかはよいとは思うのだが、あれでも難し過ぎるのかな。/森山和道さんなんかはよい書き手だと思うのだけど、あれも難しい？

[kasoken]

そのぎりぎりの境界を試行錯誤し探るのが自分の役目だと思っているのですが（一般向けが殆どない現在）これが茨の道。精進します。/ 理研プレスリリースの形はよくできていますが科学に興味がない人には難しすぎかな