突発的に行われた2026年衆院選は自民党が小選挙区をほぼ総取りする圧勝に終わった。日本全土が自民党一色に塗り潰された選挙区地図は、普段は政治に関心が向いていない層を含めて衝撃をもって受け止められ、さまざまな議論を呼び起こしている。 もっとも、今回のような一方的な選挙結果は衆院の小選挙区比例代表並立制の下でこれまでも起きており、圧勝の規模が多少大きいとは言え不思議なものではない。それでも、異常とも映る結果に引きずられ、若者や日本人が保守化した、高市首相が若者や日本人に人気だといった、大した根拠のない議論が先走りしている。

