先日【大学・短大進学率は59.1%(「教育指標の国際比較」2012年反映版)】で、最新版の【「教育指標の国際比較」(平成24(2012)年版)】を元に大学などへの進学率と在学率の最新動向を確認した。同じ「教育指標の国際比較」をベースとした記事には他にも日本の大学・短大における専攻部門をグラフ化した記事が過去に展開されている。そこで今回はこちらについてもデータを更新しておくことにした。 今資料「教育指標の国際比較」は日本の教育を考察する上で、その現状を諸外国との比較において確認することを目的として作られたもの。国内の各官公庁の資料やOECDのデータを用いて編さんされている。今回スポットライトを当てたのは国内資料による部分。 高等教育のうち、対象者側に専攻部門に選択の余地がある大学・短大にて、在学者の専攻割合を人数で比率化したものが次のグラフ。人文・芸術と法経などで約半数を占める構成が見えてく