自民党の麻生太郎元首相は19日午後の派閥会合で、消費税増税法案に関連し「今のままで通るようなら手品のようなものだ。経済をきちんと分かった政権が経済対策をやらなければ日本の国自体の問題になる」と述べた。
2030年時点での電源のベストミックス(原発依存度0%、15%、20~25%の「三つのシナリオ」)、再生可能エネルギーの買い取り価格の検討、そして大飯原発再稼働への対処と、中長期的な電力・エネルギー政策から差し迫った問題まで幅広く、専門的に関わってきた。 政府の委員会で議論を積み重ねるメンバーの中で、フランクにさまざまな「盲点」を突いてきた植田氏。国民的議論の焦点である「三つのシナリオ」にはどんな意図が込められているのか、そして原発再稼働を取り巻く実情を訊ねてみた。 山岡:まず「三つのシナリオ」のお話からうかがいます。基本問題委員会ではどのような話し合いで、この形にまとまったのですか。 植田:のべ70時間ちかい議論は複雑な経緯をたどりましたが、端的に言うと、政府は脱原子力依存の前提として「40年廃炉、新規なし」と宣言しているのだから、それを数値に落とす必要がある。僕自身、そう発言しました。
精神の病や障害を、脳を切る手術で治そうとする「精神外科」は、過去の非人道的な精神医療において行なわれた過ちにすぎないのか。タブー視され封印されてきた精神外科の歴史をたどり… 精神を切る手術―脳に分け入る科学の歴史 [著]ぬで島次郎 日本では現在、ロボトミーを含む精神外科手術は、行われていない。少なくとも、そういわれている。 ロボトミーは、前頭葉白質切截(せっせつ)術のことで、神経繊維の束を断つことによって、脳の異常を改善しようとする手術だ。ほかにも、前頭葉の一部を切除するロベクトミー、より侵襲度の低い定位脳手術など、さまざまな手法がある。 精神外科手術は、1950年代まではなにがしかの効果がある、と認識されていた。その後、クロルプロマジンなどの向精神薬が開発されて、治療効果のはっきりしないロボトミーは、しだいにすたれた。実は、ロボトミーに対する批判が高まったのは、手術が下火になったあとの6
南山大などを運営する学校法人南山学園(名古屋市昭和区)が資産運用したデリバティブ(金融派生商品)取引による損失額が、2011年度末の時点で約160億円に上っていることが18日、分かった。南山学園は「リスクの高いものの解約はすでに終えていて、教育研究活動に支障はない」としている。 南山学園によると、05年からデリバティブ取引を始めたが、08年のリーマン・ショックの影響で損失がふくらんだ。08年度までの3年間の損失は約68億円で、09年度からの3年間で高リスクの商品から解約をすすめたものの、損失はさらに約92億円増えた。 南山学園法人事務局長の蒔田一理事は「一括で損失を解消すると、教育研究に支障が出かねなかった。有価証券の売却益などをあて、想定内の損失に収められた」と述べた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で
広野 彩子 日本経済新聞社NAR編集部次長 朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。 この著者の記事を見る
民主党の鳩山元首相は18日、インターネット番組で、「次の代表選でどういう人材を擁立し、民主党の原点を取り戻す可能性があるのかどうか、しばらく試していきたい」と述べ、9月の党代表選で、野田首相の対抗馬擁立を目指す考えを示した。 鳩山氏は「党の中に残って良い方向に戻していけるか、外で行動して野党的な立場から政権に対して正しい方向を求めていくのかの決断をしなければいけない時がくる」と語り、代表選の結果次第では離党する可能性も示唆した。鳩山氏は、消費税率引き上げ関連法案の衆院採決で反対票を投じ、党員資格停止3か月の処分を受けており、9月の代表選立候補はできない。 これに関連し、一体改革関連法案に造反した衆院議員でつくる「消費税研究会」の山田正彦、川内博史両衆院議員ら主要メンバーは18日、国会内で会談し、党代表選に向けた政策作りを始めることを確認した。
【ベルリン=共同】ナチス・ドイツの元高官の男(97)がハンガリーの首都ブダペストで暮らしていることが分かり、ハンガリーの捜査当局は18日、男の身柄を拘束した。約1万5700人のユダヤ人をアウシュビッツ強制収容所に送ったことに関与した疑いが持たれ、生存中のナチス戦犯の中で「最後の大物の一人」とされる。ハンガリー通信などが伝えた。チャタリー・ラズロ容疑者で、第2次大戦時にナチス支配下にあったスロバ
いまや「総理にしたい男ナンバー1」として注目される橋下徹大阪市長(43)。 そんな橋下市長の愛人だった女性が、週刊文春編集部の取材に応じた。 橋下氏と不倫関係にあったのは、元クラブホステス・華原礼子さん(仮名・30代前半)。華原さんは身長160センチ、松下奈緒似の色白で清楚な美女である。現在は夜の世界から引退しているが、橋下氏と出会ったのは2006年、ホステスとして大阪・北新地の高級クラブ「A」に勤めていた頃だった。 本誌は独自取材によって、華原さんが橋下氏と一時期深い関係にあったとの情報をキャッチし、接触に成功。橋下氏との関係を聞くと、当初はかなり狼狽しながらも、事実関係を認めた。そして交渉の末、彼女は本誌にすべてを告白する決意を固めた。 華原さんによれば、橋下氏は彼女との関係が発覚することを警戒し、自分の携帯電話からは連絡せず、マネージャーの携帯や、法律事務所のPCメールから連絡してき
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