演劇や合唱、「地域の文化部」で 学校違っても部活は一緒に―文化庁が創設支援へ 2020年12月07日13時31分 野外で創作劇を上演する「パレット」所属の中学生ら=2019年10月、静岡県掛川市(地域部活・掛川未来創造部パレット提供) 文化庁は2021年度、複数校の小中高生らが演劇や合唱、茶道といった活動に一緒に取り組む「地域の文化部」づくりを支援する方針だ。過疎地の学校や小規模校では、運動部に比べて文化部の種類が少ない傾向にある。地域単位で新たな受け皿を整備することで、子どもがさまざまな文化芸術活動に参加できる機会を確保したい考えだ。 修学旅行は「安・近・短」 コロナで「安い」から「安全」―地元で学習、定番地苦境 全国で25地域程度を選び、学校の部活動のように小中高生らが放課後に集まる「地域文化倶楽部」(仮称)を創設するモデル事業を実施する。 同倶楽部は、地域の文化施設や芸術団体、芸術大